本日は、気仙沼市街地のレポートです。
2日目のガレキの撤去作業を終えた夕方、気仙沼市街地へ視察に出かけました。
市街地へ向かう道路は、浸水のため通行止め。
そのわき道から市街地を目指しました。
途中、火災により焼けた町並みが見えます。
住宅地を通り、市街地へ。
商店街は、完全に津波にやられておりました。
車は、市役所を目指します。
市役所へ着くと、行方不明者に対する情報が寄せられているボードがあり、東京都から派遣された職員(当時は目黒区)が、事務作業を手伝っておりました。
安否確認のメッセージに目を通すと、居たたまれなくなります・・・。
市役所を出たのち、鹿折唐桑駅を通過しました。
その時、自分の目に映る光景は、目を疑うものでした。
↑プラットフォームにはガレキと車が打ち上げられておりました。
海岸から離れている地区でありながら、大型船が横たわり、街は火災により焼けた建物が見渡す限り広がっていました。
↑右端には大型船。これが陸地に打ち上げられているとは、にわかに信じれらません。
鹿折唐桑駅は小さな駅にもかかわらず、車が何台も突っ込んでおり、崩れた駅前のモニュメントは、柱だけを残し虚しく空にそびえておりました。
↑廃墟と化した駅舎内。窓の向こうには瓦礫しかありません。
この見渡す限りの瓦礫の海・・・。
一日も早い復興を願うとともに、一個人として小さなことでも関わっていきたいと思いました。