「睡眠」の悩みを抱える人は少なくありません。
たまに眠れなくなるくらいならいいですが、寝つきが悪く何時間も眠れなかったり、寝てもすぐに起きてしまうことが毎日のように起こるのは深刻な問題です。
よく聞く「理想の睡眠時間」は「毎日7~8時間」と言われています。
確かにさまざまな研究で7~8時間睡眠の人は、そうでない人と比べて健康的であることが分かっています。
しかしこれはあくまでも「目安」です。
6時間未満の睡眠でも健康なショートスリーパー、反対の10時間以上の睡眠が必要なロングスリーパーも、それぞれ全人口の5%未満存在しています。
メジャーリーガーの大谷翔平選手は10時間以上の睡眠時間と報じられ話題になりましたね。
自分に合う睡眠時間は人それぞれ、それを知るためには「質のよい睡眠」をしっかり取る必要があります。
■質のよい睡眠を目指すには?
仕事中や勉強中など、寝てはいけない時間に猛烈な眠気が襲ってくることはありませんか?
こうした日中の眠気は、睡眠不足を除くと「睡眠の質の低下」や「体内時計の乱れ」などが考えられます。
急な眠気はカフェインを摂ったり日光を浴びる、歯を磨くなどで覚ますことができます。
睡眠の質を高め、体内時計をリセットするためには、朝や昼間に日光を浴び、適度な運動を習慣的に行い、入浴時には湯船に浸かるなどが効果的です。
就寝前の食事、喫煙、飲酒、デジタル機器の操作は避けるのもポイントです。
■夏から秋にかけての不調に要注意
夏にたくさん冷たいものを摂ったり、エアコンのききすぎた部屋で過ごしていると、胃腸の働きが鈍り秋口に体調を崩しやすくなります。
胃腸の弱りは自律神経も乱れやすくなるため、睡眠の質にも大きく影響してしまいます。
それだけではなく胃の消化能力が弱まると、腸内に老廃物が溜まりやすくなるため、肌のトラブルや体の不調が起こりやすい状態に。
暴飲暴食、偏食、冷たいものの摂り過ぎを控え、胃腸の働きを高めてあげることも心がけてくださいね。
しまばら薬局では、自律神経を整えるサプリメントや漢方、酵素飲料をおすすめしています。
残暑を乗り越え、元気に楽しい秋を迎えましょう!!