13日放映。今回紹介するのは、労働問題専門の弁護士・村田浩治さん49歳の仕事。不況に苦しむ現在、派遣切や退職強要など立場の弱い労働者にしわ寄せがいくケースが多く、違法労働行為も少なくない様子。そういった労働者を救うべく大阪で活動をすすめる弁護士が村田さん。労働問題は裁判で勝つことが難しく、弁護士の報酬も多くないため、この問題専門の弁護士は少ないという。それでも村田さんが力を入れるのは、実家が町工場で、そこで働く祖父・父の苦労を見てきたこと。一生懸命に働く人が尊ばれ、報われない世の中はおかしい、という思いが原点。語り口は静かでも内に秘めた闘志を感じさせる方でした。プロフェッショナルとは?に「そうですね、やっぱり、こだわりを持つこと。その持ったこだわりを追求する人。その自分の見つけたテーマ、そこにこだわって、それを追求する、それがたぶんプロフェッショナルじゃないかな、と思うんですよね。」でした。
・番組評価~☆☆☆