27日放映。今回紹介する職業は、学芸員。カメラが密着したのは、大阪府立近つ飛鳥博物館勤務の学芸員・髙松雅文さん30歳、学芸員になって2年目のお仕事。学芸員の仕事の中心は、館内特別展示の企画・開催、らしい。常設展示は一度展示してしまえば大きな変更はないが、特別展示はテーマの設定に始まり、展示物の収集、研究、調査、会場設営、展示、運営、と、かなり頭と体の労力を必要とするようでした。で、この博物館でこの夏に開催された特別展は、「道具の進化」。弥生時代の石包丁に始まり、現代の大工さんが使用する道具まで、ずいぶん調べ上げ、展示物を集め、展示の工夫を思案しておられました。髙松さん、休日は発掘現場めぐり、という発掘オタク。現場で発掘している人に話しかける目がギラギラしておりました。そういう方が博物館で働けるなんて、ホント幸せそうでした。ちなみに資格を持つ学芸員は日本に6200人ほどいて、博物館だけでなく、水族館・動物園・美術館など、いろいろなところで活躍しているそうです。
・番組評価~☆☆☆