26日放映。北京オリンピック・陸上男子400mリレーで銅メダル獲得という歴史的快挙を成しとげた日本チーム。メダル獲得を16年間追い続けてきた朝原宣治選手36歳のこれまでの歩みとメダル獲得の舞台裏を伝える。100mの日本記録を2度塗り替えるも、100mファイナリスト・リレーメダル獲得の夢を果たせずにラストチャンスに臨んだ朝原選手。強豪国棄権続出があったといえ、決勝で完璧の走りを実現させ銅メダルを獲得した日本チームと朝原選手の力走は、まさに奇跡でした。後に奥さんとなるシンクロ奥野史子選手のバルセロナ五輪銅メダル獲得が朝原選手のやる気に火をつけたという、その奥さんとのつながりを軸に始まったこの番組。最後は為末選手の号泣ではなく、奥さんの絶叫シーンを紹介して欲しくもありました。他の選手ではありえない朝原選手の16年間という選手生活が、引退を先延ばししたこの最後の一瞬で報われるという、本当に劇的なレースでした。映画にしても良いのでは?と思います。
・番組評価~☆☆☆