4月18日午前、妻と伊勢市の

皇大神宮(こうたいじんぐう)、通称伊勢神宮内宮(ないくう)

にお参りしました。

昨年11月に続き、私は二回目です(妻は三回目)。

前日には外宮(げくう)にお参りしました(ブログ「伊勢神宮(外宮)お参り(二回目))。

今回の目的は厄払いです。

 

宇治橋鳥居の手前横に内宮御祭神の説明があります。

 

【宇治橋鳥居】

 

宇治橋からの眺め。上流方向には木除け杭があります。

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今回は木々もきちんと見ようと。

宇治橋を渡り、鳥居をくぐった後に広がる神苑(しんえん)の様子です。

 

【火除橋】

 

【手水舎】

 

【第一鳥居】

 

【祓所(はらえど)】

 

【五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)】

新緑が映るきれいな水で手を清めました。

 

【瀧祭神(たきまつりのかみ)】

  • 皇大神宮の第一所管社:別宮に準じて祭典が行われる
  • 御祭神:瀧祭大神(たきまつりのおおかみ)
  • 五十鈴川の水の神

 

【第一鳥居】

 

天まで届くかと思うような大木だらけです。。。

 

【御贄調舎(みにえいちょうしゃ)】

正宮の石段の下にあります。

祭事の際、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を迎えて鮑を調理する儀式があるそうです。

 
【正宮(しょうぐう)】

板垣南御門の奥に外玉垣南御門があり、白絹の御幌(みとばり)が見えます。

この奥に正殿(しょうでん)があります。

石段より上は撮影禁止です。

 

【御祭神】

  • 天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ) :天照大御神(あまてらすおおみかみ)
  • 皇室の御祖神
  • 日本人の大御祖神
  • 全国の神社の本宗

 

【籾種石(もみだねいし)】
正宮から参道を降りたところにある大きな石です。
江戸時代の遷宮の時、地元の人々が五十鈴川の川上にあった大岩を運んで献納したものです。
大変な作業で食料にも困り、籾種まで食べたことから名前がついたそうです。
今回確認できて良かったです。

 

籾種石(もみだねいし)を過ぎたところにある大木です。

前回は触っている人が多かったです。

傷むので覆ったのでしょう。

 

【御稲御倉(みしねのみくら)】

  • 皇大神宮の所管社
  • 神田で収穫された御稲が納められている
  • 正殿と同じ神明造り:萱葺の屋根を棟持柱(むなもちばしら)が支える構造
  • 御祭神:御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)

 

【外幣殿(げへいでん)】
奉納された幣帛(へいはく)や神宝などが納められています。

 
荒祭宮(あらまつりのみや)へ向かう方から、正宮の裏の鳥居が見えました。

 

【踏まぬ石】
荒祭宮(あらまつりのみや)へ向かって降りる石段の最後の方、
下から14段目に他とは飛び出て石が置かれています。
ひび割れが天に見え、天から降ってきた石で踏まないようにとされているそうです。

 

【荒祭宮(あらまつりのみや)】

  • 皇大神宮の第一位の別宮
  • 御祭神:天照坐皇大御神荒御魂(あまてらしますすめおおみかみのあらみたま)

 

【由貴御倉(ゆきのみくら)と御酒殿(みさかどの)】

荒祭宮のあと、元の参道へ戻ると右側にあります。

前回は新嘗祭当日で人が多くて分かりませんでした。

 

【由貴御倉(ゆきのみくら)】

  • 皇大神宮の所管社
  • 古くは大御饌祭(おおみけさい)の供え物や果物を保管しておく倉
  • 御祭神:由貴御倉神(ゆきのみくらのかみ)

 

【御酒殿(みさかどの)】

  • 皇大神宮の所管社
  • 由貴大御饌祭に供える四種の神酒を納める
  • 御祭神:御酒殿神(みさかどののかみ)

 

荒祭宮のあと、元の参道へ戻ると左側にあります。

【忌火屋殿(いみびやでん)】

神饌(しんせん)の調理を行う場所です。

 

【祓所(はらえど)】

忌火屋殿(いみびやでん)の前庭で、祭典の際に神饌(しんせん)と神職のお祓いをする場所です。

前回は新嘗祭でこの辺りで神事が行われていて、人が多くて分かりませんでした。

 

【四至神(みやのめぐりのかみ)】

  • 皇大神宮の所管社
  • 祓所(はらえど)の西側、注連縄に囲まれた石畳の上に祀られている
  • 御祭神:四至神(みやのめぐりのかみ)

前回は新嘗祭でこの辺りで神事が行われていて、人が多くて分かりませんでした。

 

【五丈殿】

 

五丈殿の隣の神楽殿の南方向から風日祈宮(かざひのみや)に向かいます。

 

【風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)】
新緑の中、静かに流れる鳥路川の眺めがとてもきれいでした。

 

【風日祈宮(かざひのみのみや)】

  • 皇大神宮の別宮
  • 御祭神:級長津彦命(しなつひこのみこと)、級長戸辺命(しなとべのみこと)
  • 外宮(げくう)の風宮(かぜのみや)と同様、風雨を司る
  • 天候が順調で、農作物が豊かに育つよう祈りがささげられる

はじめに見えてくるのは古殿地です。

 

風日祈宮(かざひのみのみや)の周りは大木がいっぱいありました。

斜面の方には倒れた大木が。。。

顔に見えたり。。。

二股に分かれたり。。。

 

表参道に戻る方向でも風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)からの眺めはきれいでした。

 

今回の内宮お参りの目的は厄祓いです。

前厄祓いをしていただきました。 

御饌殿(みけでん)で御饌の祝詞を奏上していただき、

天照皇大神宮の御神札と神饌(しんせん)、屠蘇の土器を下げていただきました。

【神楽殿】

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【御饌殿】

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【御神札授与所】

御朱印をいただきました。

 

【御厩(みうまや)】

帰りの参道御神札授与所を右に曲がりますが、曲がるとすぐ御厩があります。

 

【手水舎】
後ろに御池があります。

 

【御厩(みうまや)】

火除橋を渡ると、もう一つ御厩があります。

 

昼をだいぶ過ぎたため、おかげ横丁に食事をしに行きました。

新宮会館に寄ってから内宮に戻りました。

 

大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)、子安神社(こやすじんじゃ)に向かう道です。

 

【大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)、子安神社(こやすじんじゃ)】

 

【大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)】

  • 皇大神宮の所管社
  • 御祭神:大山祇神(おおやまつみのかみ)
  • 神路山の入り口に鎮座される山の守り神 

 

【子安神社(こやすじんじゃ)】

  • 皇大神宮の所管社
  • 御祭神:木華咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
  • 安産、子授けの神 

 

夕方になり、灯が点りました。

正宮に向かう表参道にほとんど人が見えませんでした。

 

【宇治橋】

 

【宇治橋鳥居】

 

曇り空でしたが、新緑がとてもきれいでした。

森林に囲まれた神域で神聖な気持ちになり、お祓いもできて良かったです。

 

 

参拝に際し、参考にした本です。とても便利でした。