四国不動霊場巡拝 睍壽院 平成31年4月6日(土) | しこくあるく

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四国霊場歩き遍路の記録を中心に、寺社巡りや城郭探訪など旅の日記と徒然の感想を書き連ねています。

Nさんと暫くお話をさせて頂いていると4時を回った。Nさんは本日はこの近くで宿泊されるそうだ。Nさんと別れて延命寺様から北東の方へと向かった。

四国不動第二十五番の睍壽院(けんじゅいん)様までは車で5分ほどである。土居高校の北隣だ。本坊前の駐車場に車を駐め、山門から境内へ入った。

山門

山門右斜め前に本堂がある。真言宗御室派の寺院で行基菩薩の開基と伝わり五寶山睍壽院法律寺と号する。

長らく四国別格十六番・四国不動二十八番の萩原寺様(真言宗大覚寺派)の配下であったが、江戸時代後期の天保12年(1841年)に萩原寺配下から大覚寺の直寺となった。太平洋戦争後に現在の御室派となっている。

本堂で四国不動最後のお勤めを行い、納経印を頂いた。

本堂

お迎え童子

僧守護童子

これで四国不動霊場の満願となった。どうにか30周年記念御影を全て取り揃えることが出来た。ご住職だろうお坊様からこの近くの桜の名所をご紹介頂いたが、出来るだけ一般道を通って帰るつもりだったので帰途についた。お寺から国道11号へ出る道すがら、選挙の街頭演説が行われてた。折しも翌日は統一地方選挙前半の投票日である。俄然熱が籠もっているといったところだ。

国道に入っても選挙カーがけたたましく候補者名を連呼する中、伊予三島、川之江と進み瀬戸内海を左に見ながら香川県へと入った。やはり一般道は時間を要する。結局、さぬき豊中ICから高速道に乗り帰宅した。花遍路を満喫した一日だった。

武田住職様、Nさんとの出会いに感謝。無事の満願に感謝。
南無大日大聖不動明王
南無大師遍照金剛