皆さん、こんばんは。
宮崎です。
今日は日本の秋の花を幾つか紹介します。
「金木犀(キンモクセイ)」
オレンジ色の小さな十字形を沢山つけた花。
朝少し涼しさを感じる頃から、
風と共にス~っと香り始めます。
私は、その香りが大好きで、
秋を感じ始めるのもこの頃です。
「彼岸花(ヒガンバナ)」
秋のお彼岸頃に咲く事が、
名前の由来となった、真っ赤な花で、
天に向かっている様にも見えます。
彼岸花が一面に咲くと、
真っ赤な絨毯の様に見えます。
初めて見た時には、唖然としたのを
覚えています。
花言葉は「悲しい思い出」
鮮やかな色彩の中にも、
どこか寂しさを感じてしまいます。
他には、桜と共に日本を象徴し、
皇室の御紋章、議員バッチにもなっている
菊の花。
9月9日は
「重陽の節句(ちょうようのせっく)」
と言われ、九(陽の数)が重なる事から、
「菊の節句」とも呼ばれているそうです。
日本には、色彩豊かな花が沢山あります。
その季節ごとに咲く花。
種を撒いて、芽が出始め、
蕾が出来て、花が咲く。
そんな当たり前の事も、
四季が崩れてしまうと、花が咲かなくなり、
季節を感じる事が出来なくなります。
ちなみに、
少し前のお話ですが、お盆に飾る
キュウリで見立てた馬、ナスで見立てた牛。
ご先祖様や、故人の霊魂が、
この世と、あの世を行き来する為の
乗り物と言われています。
この世に戻る時には、
「早く戻れる様に」と言う事で馬。
あの世に帰る時には、
「ゆっくり帰れる様に」と言う事で牛。
・・・感慨深いですね!