こんばんは!
隔月誌「ミュージカル」本日発売日でした。
毎年3・4月号に掲載の
「ミュージカル・ベストテン」の結果を楽しみにしています。
先般「ゴースト&レディ」 が1位ということのみ発表されていました。
取り扱いある近隣駅の書店に寄ることが出来ましたので早速購入。
●18名の評論家やジャーナリストの選考による
●来日公演のミュージカル、首都圏以外で上演されたミュージカルは、除外。
●初演作品はリニューアル作品過去に上演された作品でも、プロダクション又は演出家が変わり、舞台に大きな変化があったものを含む。
●初演作品は10作品を10点~1点までで評価、再演作品はベスト作品を5作品、俳優部門は男優・女優各5名ずつを5点~1点で評価。
18名の方の選出になりますので、個々の印象や好みが色濃く出ますし、これが2025年のミュージカルの総論というわけではないのは承知の上ですが、プロの方の評価がランキングという形で公開されるのは興味深いです。
劇団四季でも公認のランキングです。←これ意味深い。
以下、ランキング書いていますので、これから購入予定の方はご注意あれ 📢
以下、まったくもって個人の感想です。
記載に間違い等ありましたらごめんなさい。
【作品部門】
1位 ゴースト&レディ 160点
2位 カムフロムアウェイ 150点
3位 この世界の片隅に 79点
4位 トッツィー 78点
5位 イザボー 73点
6位 ファンレター 56点
7位 RRR×TAKA"R"AZUKA~ビーム~ 48点
8 位 テラヤマキャバレー 30点
9位 ナビレラ 28点
10位 RENT 26点
2022年に続き、劇団四季の新作が1位に輝きました。
しかも今年も「バケモノの子」同様、オリジナルミュージカル。
凄いことです。
2位の「カムフロムアウェイ」も3位の「この世界の片隅に」も評価がとても高かったので、ドキドキしておりました。
「カムフロムアウェイ」とはわずか10点差でした。
皆さまご存知のとおり、大変な人気作となり、全然席が取れなくなったゴスレ、ミュージカルファン以外の、原作コミックのファンの方々からも大きな支持を集め、その経路でミュージカルファンとなられた方も。
嬉しいです。
私は逆に原作者藤田和日郎先生の「黒博物館」シリーズのファンになりました。
【再演部門】
1位 レ・ミゼラブル 44点
2位 天保十二年のシェイクスピア 24点
3位 Endress SHOCK 23点
4位 IN THE HEIGHTS イン・ザ・ハイツ 22点
5位 オペラ座の怪人 20点
6位 ベルサイユのばらーフェルゼン編ー 17点
7位 ビリー・エリオット 14点
8位 VIOLET 13点
8位 モーツァルト! 13点
10位 スウィニー・トッド 11点
10位 ムーラン・ルージュ!11点
「レ・ミゼラブル」の一人勝ちですね。
「オペラ座」が5位、嬉しいです、素晴らしい再演でしたから。
12位には「赤毛のアン」、17位には「JCSエルレム」がランクインしていました。
「ビリー・エリオット」はもっと上でもよかったんじゃないかと思います。
全体通してのランキング中、観たのはたった10作品でした。
もちろん、作品は好きだけどキャストがなあ!ってことで見合わせたものも、もうこれいいか、というものもありましたが、実にふがいない鑑賞数の2024年でした。
諸々の理由により完全に自分的に取捨選択の時代に入ったなあと実感しています。
【男優部門】(敬称略)
1位 山崎育三郎
2位 海宝直人
3位 堂本光一
4位 成河
5位 浦井健治
6位 萩原隆匡
7位 三浦宏規
8位 山本耕史
9位 市村正親
9位 甲斐翔真
うわ~い!萩原さんが6位にランクイン!
いや~嬉しい!
萩尾瞳先生も書いておられますが、四季の場合複数キャストであるため、それぞれ魅力的でもなかなか俳優部門に選ばれにくかった、でも今回は女優賞も男優賞もベスト10にランクイン、それだけゴスレのキャラ立ち、インパクトは大きかったのだと思います。
ちなみに、11位の古川雄大さん、今年も阪清和さんは古川さんに4ポイント入れてくださっています。
もう一人4ポイントを投じていらっしゃる広瀬登さんは「完成形に近づきつつある」との選評、ううう涙。
それから四季からは15位に清水大星さん!
ランキングすべてじゃないとわかっていても、お名前があると嬉しいのです。
【女優部門】(敬称略)
1位 望海風斗
2位 礼真琴
3位 谷原志音
4位 安蘭けい
5位 明日海りお
6位 昆夏美
7位 生田絵梨花
7位 ルミーナ
9位 朝夏まなと
9位 愛希れいか
9位 森彩香
望海さんは今年もだ、3年連続?
圧倒的1位ですね。
2位との差が40点、凄いなあ。
でも四季の志音ちゃんも食い込んだよ!
過去には宮田愛さん、岡村美南さん、岡本瑞恵さんもいいとこまで行っていた記憶がありますが、3位とは!
やはり四季俳優としては快挙かと思います!ばんざ~い!
小林美紗希さんエルフィーに3ポイント入れてくださった小間井藍子さん、見ていてくださってるんだな!
またまた嬉しい!
本当に心打たれる激演でした。
常連の皆さまに割って、ルミーナさんの7位も凄いね!
演出家部門ではスコット・シュワルツさんが2位に!
スタッフ部門では、
作曲・編曲 富貴晴美さん
脚本・歌詞 高橋知伽江さん
美術 松井るみさん
照明デザイン 紫藤正樹さん
と、チーム・ゴスレが軒並み選出。
これもまたスペシャルな結果!
予想はしていましたが、選評のゴスレコメント、泣きながら読みました。
今号のミュージカル誌、ベスト10のみならず、美しい舞台写真の数々、新作情報、萩尾瞳さんの「ミュージカル・ハイライト」映画も海外ミュ事情も、毎度読み応えたっぷり。
ベストテンの結果がわかった後でも、購入の価値あるで情報てんこ盛りです!
毎年楽しみにしているミュージカル誌出版社さんの「ミュージカルベストテン」
逆風の出版業界において本当に本当に大変だとは思います。
出来るだけ雑誌を購入&友達をミュージカルに誘ってミュ観劇人口を増やす、そんな微々たる貢献しか出来ませんが、ずっと応援しています。