こんにちは!

 

昨日の祝日は久しぶりに汐留の四季劇場海へ。

 

9月14日にデビューを飾った本城裕二さんのジーニーを刮目してまいりました。

 

 

いち早く本城さんジーニーを見たい!と、貯まっていたギフトコードを利用してチケットを購入。

1階のだいぶ後方の端席でしたが、とにかく早く見たくて。

 


 

この日、久しぶりに前の人の頭問題勃発。

もちろん、仕方ないことなのですが、正面&上手で起きている事はほぼ視界に入って来ませんでした。

どうしても見たい場面でチラチラ動いてしまい、挙動不審になっていたと思います。

 


以下、あくまで個人の感想です。

勘違い間違い、きっとあります、遠慮なくご指摘下さい。

 

本城さん、上演前のジーニーアナウンスからええお声!

シシカバブーのくだりでもう若干笑いが起きてました。

 

オーバーチュア、昨年末以来のアクラバーでしたので、やっぱり嬉しい。

でも、センターすっぽり見えねえ、どうなるんだろ?とハラハラの幕開け。

登場した本城さんジーニーのファーストルック、何?かっこいい!でした。

髪はウィッグ、強面にキレキレなメイク、思っていた以上にスリム。

台詞は本当に丁寧に、しっかりと発音されていて、イントネーションの違和感はほとんど感じませんでした。

 

自己紹介「隣の国から出てきたスムニダ アニョハセヨ!サランヘヨ🫰🫰」聞けた!

アグラバーで「サランヘヨ」聞けるとは思わなんだ、嬉しい。

ランプ見つめて「俺っていい事言うなあ、見とれてしまった」では間の問題か、笑いが起きず残念でしたが、他の爆笑ポイントはほぼかっさらって行きました、ホッ!

アラビアンナイト、凄く声出てました!

これが本城さん!というロックな艶声ボーカル。

とはいえ、台詞も流れも丁寧過ぎる部分もあり、回数重ねることでもっと滑らかになっていくな~、なんて思いました。

 

いや、ここでもう1 人、目に飛び込んで来たアグラバー民、ツェザリ モゼレフスキーさん4枠。

何すか、あの美肌でマッチョなビジュアル。

ドレッドヘアじゃなくて、一筋ロングを後ろで結わえている?新しい!ツェザリさん仕様か?

とにかく登場のたびに目を引かれます。

 

お久しぶりの立崇なおとさんアル、ますます声強い、ブレない。

私的には一番原作アニメ版のアルに似ていると思うのですが、本当に真っ当、優等生的かわいいアル。

その代わり恋人感少な目なの、デビュー当時からあまり変わってない、でもそれが立崇さんアルの個性。

 

加えて、門田奈菜さんジャスミンといい、青木さんサルタン、カシ・オマ・バブ、地声の強いキャストが勢ぞろい、ただでさえ音の強い海劇場なので、耳にスパーンと歌唱が来て、隣のお客さまちょくちょくビクっとなってました。

この強さ、好きです。


アグラバー民と言えば、相原茜&さん姉妹が並んだ時のギミック感! ね。

そっくりな美貌が二人並んでお喋りしてて、えっ?どっちがどっち?

ブロンドがさんブルネットがさんか? 


この日はジャファーが野中万寿夫さん、イアーゴが嶋野達也さんコンビだったのですが、最高に面白かった!

まっしゅさんの「しょうどく~~~~!」は聞き取れないくらい強かったし、伯父から戻るところはめっちゃウケてました。

嶋野さん絶好調で、可愛い顔して胡乱さ増し増し、白目時間長くて、常に気を抜かずイアーゴで、そこに立ってるだけで何かを醸し出しており、ちびっこのハートをガッチリ掴んでました。

デビューの時から見てますが、腕上げた、本当に凄い。

 

やっぱりこの日も思ったのがおっかない声のエコー効き過ぎて、言葉がはっきり聞こえない部分が多く、これ結構ストレスです。

席によるのかな?

 

そしていよいよお待ちかねの理想の相棒、パンチある艶声ボーカルのジーニー本城さん。

登場時から大拍手でちょっと涙目のわたし。

アラジン…!?……なんか平凡だね!あらぴー、あらぴょん、あるある、アルってどう?!」のくだり、間がええ!

シャツの代わりにベストを着るのがこだわりのあなた」もウケてて、また泣く。

 

途中少し一生懸命段取りこなしてる感もありましたが、素晴らしかった。

気のせいかな、ちょいちょい韓国語入ってたよね?

パラオのおっちゃん笑いも入ってたよね?

オールディーズの美女野獣パート、一番つらい頃だと思いますが、人の世は~のジャジーなアレンジが良かった!痺れました。

タップも立崇くん含めとってもこなれてて、一番好きなダンスシークエンスなので、ここは頭動かして無理やり見た。

最後のロングトーン、お疲れだったと思いますが、かなり伸ばしてくださって、ビブラートで締めてらした。

レビュー終わった後、盛大にオゥェエ~!ってえずいてて「ちょっと待って…もって」の息切れシーンも姿は見えねど、かなりウケてて、見せてくれや!となりました。

…は?…は??…歯?」もめちゃくちゃウケてたなあ、間ね、やっぱりセンスあるのよねえ。

理想の相棒、最高のエンタテイメントですよね、楽しかった、気分上がる〜。

そうそう、ツエザリさん、ダンスコンテストのお相手が加藤久美子さんだったんですけど、あのラメのコスチュームでお二人の何とも言えない大人のお色気具合がお得感でした。

 

本城さん、やっぱり演技がいい。

アルに君の願いは?と聞かれた時の半信半疑からの喜び、結局叶わず「僕だけが例外なんてないよな」の静かな落胆と哀愁、心情が伝わって来る。

どちらも胸がギュッとなったのは、立崇アルとめっちゃ仲良しなのがしっかりこちらに伝わって来てるからなのよね。

温かいジーニー、本城さんの人間性ってすべての演じたキャラクターに反映されてて、いつも役の後ろに見える本城さん自身が大好きだなと思うんだけど、やっぱりそれはジーニーでも同じでした。


ちなみに一人じゃないさ牢獄救出シーンのジーニーの立ち位置は一切目にすること出来なくて、声だけ聞いてました。

田中宣宗さんカシームの手枷ジャラーン「取れたわ」でもドッカン沸いてました。

宣宗さんも絶好調、要所要所で笑い巻き起こり。

 

ラストの結婚式では、ジーニー自由になれたお芝居とても濃くてまた涙。

まだデビュー後3回目のジーニーよね?

また違った個性の、強面なのにいちいち細かくて可愛い、愛に満ちたジーニーが誕生しました。

まだまだ拾ったはずのクスクス笑える小ネタいっぱいあったんだけどなあ。

どんどん回数重ねてもっと熟れて、最強のジーニーになっていくんだろうなあ。

やっばり持ってる器が違うよね、ジーニー俳優さん全員。


何だか既にもう1回見たくなっているよ、今度は絶対センターも見晴らせる2階席狙うよ!