こんにちは!
雨で迎えた7月1日の土曜日、梅雨真っ只中、でも明日は晴れるみたい。
去る6月27日火曜日のソワレ、
待ちに待った
「ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル」
プレビュー公演を見に行ってまいりました
チケ代問題とかいろいろ思うところもありましたが、2018年のワールドプレミア開幕以来、観劇を心待ちにしていました。
仕事終わりに駆けつけた帝国劇場、
もう結構様々なメディアでビジュアル上げられていますので心置きなく私も撮りまくったお写真を。
まっさらな状態での体験のほうが感激もひとしおかと思います。
これ以降は劇場やセットのネタばれがあります、よろしくお願いいたします
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帝劇正面は寸分なく赤と黒、素敵。
この日の私のお席は1階中程のセミフロント席。
キャストの表情がやっと肉眼で見えるかな?くらいの距離感ですが、ステージ全体が見通せて、見切れなしのストレスフリー席。
以下、あくまで個人の感想です。
勘違い間違い等あったらごめんなさい!
開演前から、ムーラン・ルージュのダンサー兼ウェイトレス、パトロン役の俳優たちが静かに現れ、ゆったりとした動きでムードたっぷりにキャバレーの雰囲気を演出。
その中には元四季の加島茜さんもいらして、いきなり妖艶なお姿を見ることが出来ました。
MR!で踊りたくて四季を退団されたという茜さん、本当に綺麗!
そして艶かしいコスチュームなのに気品があります。
二人のダンサーによるマジックをきっかけに、井上芳雄さん演じるクリスチャンがmoulin rouge!の電飾の幕を上げる!
ここ、本当に素敵で、オープニングとしてこれ以上ないよね?ってくらい効果的な演出。
いよいよ本編が始まります。
待ちに待ったLady Marmalade♪
ニニ、ラ・ショコラ、アラビア、ベイビードール4人のダンサーたちが登場。
アラビア役MARIA-Eさんの強力ボイス!
これ聴くために来たと言っても過言ではないくらい、MR!の代名詞のようなナンバー。
興奮し過ぎて眩しくて記憶が曖昧なの残念!
次回しっかりする!
続いてムーランルージュの興行主、橋本さとしさん演じるジドラーのWelcome to the Moulin Rouge!の掛け声で、M-1でおなじみの曲Because We Can♪くだんのフレンチカンカンが繰り広げられると、ステージ上は第一次熱狂の様相!
他のメインキャストが次々と登場、伊礼彼方さんの公爵デューク、めちゃくちゃかっこいい!
芳雄さんはもちろん、ロートレック役の上川一哉くんもここでは普通に踊ってくれるんですけど、短い時間ながらもキレキレなんですよ。
上川くんが帝劇でめっちゃいい笑顔で踊ってる...何だかそれだけで胸が熱くなってしまって、自然と涙が。
映画版同様、ヒットポップスや歴史的名曲を部分的につなぎ合わせたマッシュアップといわれる独自のミュージカルナンバーで構成されています。
この時点で既に十数曲がマッシュされてますが、曲は映画版とはかなり変わって、割かし最近の曲が使われています。
この後もたくさんの名曲たちがシーンごとにわらわらと耳に飛び込んできます。
洋楽ファンなら好きな曲が流れるたびにワクワク嬉しくなる、そうでない人も聴いたことある曲多いはずなのでアウェイ感はないと思われます。
熱狂のオープニングの後は、上川くんロートレックと中井智彦さんサンティアゴと芳雄さんクリスチャンの出会い。
The Sound of Music♪で爽やかに登場する芳雄さんの若々しいこと。
好きだなあ、この場面。
上川くん、のっけから歌うし喋るし出番多い!凄い。
ロートレック、映画版より目立ってない?
ほんと、いい役掴んだなあとまた胸熱...
その後、望海風斗さん演じるヒロイン・サティーンの登場シーンも忘れらない。
クリスタルブルーのダイヤモンドと照明の中降りてくるサティーン、大優勝。
大好きなシャーリー・バッシーのDiamonds Are Forever♪でゾクゾクした後の、ダイヤモンド&マテリアルな曲のマッシュアップ。
そして望海さんのスタイルの良さよ!
引き締まった美脚に見とれながらも、確実な歌唱を味わう。
その後のサティーンのFirework♪も大好きな曲なので、泣きながら聴きました。
この曲、選曲してくださったことに感謝。
日本語訳、「祝祭」って言葉が印象的。
7月4日独立記念日を「祝祭」と訳したのね。
全曲、日本語歌詞ほしいです。
テンポよく物語は進んで、どのシーンも見ごたえ聴きごたえ満載、
さとしさんジドラーの愉快なお芝居も快調!
ジドラーの存在感で決まると思われるMR!の世界観を壊すことない若干のカルト感と確実な演技、さすがです。
1幕ラストのElephant Love Medley♪のセット、蒼い夜空、エッフェル塔、月、L'amour…キュートにもほどがあります。
クリスチャンとサティーンとのYour Song♪も、Elephant Love Medley♪のマッシュも圧巻!
テンポよく違和感なく繋ぎ歌うの本当に大変だと思います。
2幕冒頭の藤森蓮華さんニニと中井さんサンティアゴのBackstage Romance♪
レディ・ガガのBad Romance♪に乗せて渾身の蓮華さんニニの妖艶にしてマッチョでクールなほとんどアクロなダンス、いやもう息を止めて見入ってしまった。
ニニのダンスが凄いんだとは聞いていましたが、藤森蓮華さん見事なスキルと存在感です!
中井さん、凄いホールド力、ラウルで軽く踊ってる姿しか見たことなくて、こんなキャラも?とびっくり。
本当に素晴らしい!
この後のダンサー全員によるパフォーマンスもゴージャスで大好きです。
もう一つの2幕の白眉、芳雄さんクリスチャンのEl Tango de Roxanne♪の歌唱が素晴らしくて震えました。
プレビューだというのに、最後まで気迫の歌唱と演技、まいった。
加えてサティーンの切ない物語やアデルの名曲Rolling in the Deep♪デュエットやらCome What May♪Finaleの芳雄さんの号泣やらでもう私フラフラに。
そして物語&カテコ終わってからがまた有り難いことにMore More More!でカタルシス。
レビューですよ、レビュー。
いやもうライブ?
もちろん皆、上川くんもガンガン踊ってくれてました、楽しそうだったなあ。
私、もちろん華やかなパフォーマンスを味わいながらも、本当にステージ上のキャストさんたちのお顔がキラキラまばゆく輝いていて、それを見てるだけで嬉しくてまた泣けて。
劇中、目を引くしなやかなダンスが素晴らしかった高橋伊久磨くんもチュチュ姿でカンカン。
さとしさんジドラーの座長感も最高!
客席も、老いも若きも一丸となって、楽しい!って気持ち全開、歓声と手拍手と盛り上がるリズムと熱気に感激。
期待していたベル・エポックの退廃的なムードや猥雑感は薄めで少し物足りない部分もありましたが、帝劇の仕様やスケールのせいもあるのかな?と思います。
ステージ広すぎるかな。
ほぼ既存曲使用ということもあり、忘れられない新しい名曲との出会いがなかったのも私的にはちょっとだけ淋しいかな。
まだ初見です、きっとまた次に見る時にはそんな印象も変わっているかもしれません。
映画以上にわかりやすい展開、ノスタルジックだけどスリリングなダンス、古典的なラブロマンス、鮮やかなギミックとキュートなセット、ショーアップされた構成、ストレートに思い切り楽しめました。
またすぐにでも見たい。
見逃している細部をちゃんと確認したい。
次は平原綾香さんサティーン、松村雄基さんジドラー、中河内雅貴さんサンティアゴです。
加賀楓さんニニのダンスもめちゃくちゃ楽しみ!
ワクワクで待ちます!