指を使って足し算してもいいんですか?

 

小学1年生の保護者から

時々質問を受けることがあります。

 

 

正しい使い方をするならば、

指を使ってもかまいません。

 

正しい使い方とは?

 

繰り上がりのない足し算に使い、

繰り上がりがある時は、

きちんとさくらんぼ算をする。

 

基本的に

指を使ってはダメと言う理由は、

指に頼っていると、

10より大きな計算でつまずくからなんですね。

 

成長すれば、

数字を表す「3」という文字と

そこにあるバナナ「3本」が

当たり前のように一致しますが、

 

1年生くらいだと、具体物を概念として認識することがまだ安定してできないのです。

 

だから、慣れるまでは、

指を使っていいんです。

 

ずっと悩んで、

立ち止まってしまうくらいなら、

指という具体物を使ってでも

たくさん練習した方が上達は速いんです。

 

そんなに心配しなくて大丈夫です。

大人になっても指を使っている人はいませんよね。

 

たくさん練習して慣れてくれば

自然と指を使うのが

面倒くさくなってきます。

 

そうなったら指を卒業です。

 

ただ、繰り上がりの計算で

11、12、13と指で数えていたら

要注意です。

 

後々、20、30、…100と

数が大きくなった時に

対応できなくなってしまいます。

 

そんな時は、

遠回りでも、

繰り上がりの計算を一旦、お休みして、

最初は指を使ってもよいので、10の合成を

毎日繰り返してマスターしましょう。

 

 

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