財布 | 実際にあったRAQ(めったにない質問と回答)

実際にあったRAQ(めったにない質問と回答)

FAQ(よくある質問と回答)にはない、イレギュラーなケースの経験談が多いので、「そんなアホな」と笑っていただけると幸いです。

 事業を行うにあたっては、決まった資格者が必須のことがよくある。その資格者がいなければ事業を始められなかったり、いなくなったら事業を休止しなければならないような重要な人材だ。

 私の場合、その重要な人材である資格者を雇用するということは恐ろしくてできない。勤め人には勤め先を選ぶ自由があるから、例えば、内定を蹴るのも退職するのも自由だ。

 

 自分以外の他人にその資格者をお願いするなら、財布が同じ(家族とか共同経営者とか)であることが、私には必須だ。

 しかし、その資格者を雇用して事業を始める人は多いから、世間的にはこれが一般なのだろう。

 その結果、当初の予定通り事業を始められなかったり、始めた事業を休止せざるをえなかったりした例をいくつも見てきた。

 

 そうなると、私の懐にも響くことがあるため、最初に、資格者を雇用することに関して、かなり確認する。

 それも、今まで見てきた、逃げた、来ない、突然退職など悲惨な例を話しながら。

 しかし、動じない人が多い。面接で人を見抜くことに自信があるのだろうか。

 私だったら、ウチの事務所のパートナーとスタッフ以外に信頼を置く人間はいない。この二人は財布は同じではないが、むしろ、自分の財布を預けてもいい。

 

 そしてまた、予定通りに事業を始められない案件を見ることになる。

 

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