時期的に私の業界は今月の新規開業者が多い。したがって、丸1年や丸2年を迎える同業者も多い。しかも、私とは違って最初から順調なスタートを切る人が多いように思う。
私は3年間、単年度決算が赤字だった。本来であれば、”大事なことは「適時適切に能動的に撤退の決断をする」”べきだ。
記事にあるように、”新規事業は「それでも十中八九失敗する」”のだから、撤退は恥でもなんでもない。
では、なぜ私は撤退しなかったのか。これも記事にあるように、”「ここまでなら大丈夫」”という失敗のラインを引いてあったからだと思う。
今でも新規分野へのチャレンジは行っているが、撤退の判断は早い。
難しいのは、これも記事にあるように「撤退できる人は、撤退したことのある人」。
このため業種を問わず、撤退が遅れて再起不能になってしまう。最初に失敗のラインを決めておくことは、とっても、とっても大事だ。