社会保険労務士試験に独学合格するために。 | 社労士&行政書士試験ダブル独学合格者の勉強法と記憶術

社労士&行政書士試験ダブル独学合格者の勉強法と記憶術

社会保険労務士に6ヶ月、行政書士に3か月で独学連続合格したノウハウを元に、資格試験に使える勉強法と記憶術をお伝え致します。

私はほぼ独学で社労士試験に合格しました。

 

今から学習を始めるにしても、一部資格スクールを利用する以外は、独学で学習を進めます。

来年の試験まで約1年。

最初に徹底的に情報収集を行い、その後学習計画を立てます。

もちろん随時修正を加えながら、ノルマをクリアしていきます。

先ほど、『一部資格スクールを利用』と書きましたが、受講するのは法改正セミナーです。また金銭的に余裕があれば模試も受けます。さらに余裕があれば(笑)、苦手科目の短期講義や、答案練習講座も受講します。

少なくとも法改正は必ず受けますし、模試も受けるでしょう。

市販テキストで法改正を押さえるのは…

けっこうしんどいのです。

現在出版されている全てのテキストを調査したわけではありませんが、法改正については資格学校の講座を利用した方が良いと思います。

また過去問ベースの学習が基本ですが、模試は受験会場の仮体験+良質な予想問題という観点から、受講をお勧めします。

ポイントは復習ですね。

直前期(ちょうど今時期)の理想的な状態としては、1日で全科目を回せるようになっていることです。休日が1日あれば、午前で労働保険科目、午後で社会保険科目を回せる状態。

苦手問題のチェックだけで過去問や予想問題集を終えて、その他の時間は『まとめテキスト』で全体に目を通す。

学習初期は一科目ずつ進めるため、最初に学習した科目内容を忘れがちですが、反復を重ねる内に、少しずつ知識に定着していきます。

ちなみに学習前は…

『択一と選択だし、論文もないから簡単に合格できるのでは?』

『社労士なんて余裕なのでは?』

と思うかもしれませんが(私も若干そう思っていました(笑))、実際学習を始めると、科目数の多さがハードルになるんですね。また科目同士が密接に関わっていたり(国民年金と厚生年金など)、類似項目が多かったりと、横断整理的な思考も必要になります。

全ては積み重ねです。

今年の社労士試験を受ける受験生は、今までの学習を信じて、最後まで諦めず、粘り強く学習を行って下さい。そして試験会場でも、開始時間ぎりぎりまで、暗記項目やまとめ箇所をチェックして下さいね。直前に目を通した箇所が出題されることも良くあるので。

そんなわけで、社労士試験について書いてみました。