お客様の土地の有効活用として音楽マンションを計画中です | 鹿谷のブログ

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私の日記です。宜しければ、たまに読んで下さい。

皆さん、音楽マンションってご存じですか?

音楽マンションとは要するに部屋の中で楽器を演奏できるマンションのことです。部屋の中で大きな音を出すと、通常のマンションであれば当然ながら隣の部屋や上下階、あるいは近隣の住民から文句が出るわけですが、一定の防音設備を備えることによってそうした問題をクリアーできます。

 

私も実際、モデルルームに行きピアノの音を試したのですが、ほとんど聞こえませんでした。ただし、全ての楽器がOKになるわけではなく、ドラムなどの打楽器やトランペットなどの金管楽器はダメとのことです。ただし、約9割の楽器は大丈夫なのでそれほど悪影響はなさそう。面白いなあ、と思ったのは女性の声楽はOKだが、男性の声楽はダメだということです。どうも低音のほうが響くようですね。

 

それはともかく、今回、音楽マンションを計画しているワケは収入の安定性にあります。こうしたマンションは供給が限られているので退去があってもすぐに新しい入居者が現れるとのこと。メール会員として登録している方には退去と同時に空室情報が知らされるので間髪を入れずに決まってしまうそうです。

 

このように入居者はすぐに決まるのですが、防音設備を備えるとなるとそれだけ工事費がアップし収支が悪くなりそうですが、音楽マンションの場合にはそれなりのメリットがあるので一般の物件よりも10%程度、家賃を高く設定できるのです。また家賃が若干高いので入居者の素性は宜しいとのことです。そして工事費は5パーセント程度のアップに過ぎないので差引5%ほどの収入アップが期待できます。

 

このような一般的な損得に加えて、この土地は線路脇にあるので防音設備がそもそも必要なのです。いずれにしても様々な理由により私の提案で音楽マンションの計画をスタートしたわけですが、再来年春の完成が楽しみです。