ケガをした三男はアメフト部には入れなくなりました | 鹿谷のブログ

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私の日記です。宜しければ、たまに読んで下さい。

前回のブログで早稲田大学に入学した三男はアメフト部に入って次男のいる慶應と早慶戦をやるのを楽しみにしていると書きましたが、残念ながら夢叶いませんでした。

 

(次男の写真です)

 

実は高校2年の時、近々ある文化祭でみんなに披露するため後方宙返り(バク宙)の練習をしていたところ、その日は寝不足だったようで講堂の一段高い所から真っ逆さまに頭を床に激突、緊急入院となったのです。

 

そんなこととはつゆ知らず、いつものように出社した私に病院からの連絡で事の次第を知った社員から報告を受け、すぐさま病院に駆けつけました。

 

若干遅れて来た家内と一緒に集中治療室で子供と面会することに。見た目は普段とそれほど変わらなかったのですが、診察した結果、くも膜下出血、脳挫傷、頭蓋骨骨折、脳内出血等々、おびただしい病名のオンパレード。

 

もう少し運が悪ければあの世行きだったのですが、幸い徐々に回復し、3日後には一般病棟に移り、しばらく後には退院することができました。

 

こうした大怪我をするとその後は安静にしておくのが普通なのですが、我が息子はそんなことにはお構いなし。サッカーやらバスケやらで汗をかきかき青春を謳歌、無事に高校を卒業。

 

その後は前回のブログで書いたとおりアメフトに強い早稲田大学に入るべく猛勉強を開始(と言っても毎日、1時間の朝風呂は欠かさなかった)、予定どおり合格を果たすことができました。

 

そして入学後、念願のアメフト部に入り練習を開始したのですが、5月のある日、くも膜下出血や脳挫傷などのケガをしたことのある人はアメフト部に入れないとのお達しが出たのです。その時点でどんなにピンピンしていてもです。

 

「そんな馬鹿な」と思い、こうした病気の権威の先生に意見を聞きに行ったのですが、けんもほろろに「ダメです!」と一刀両断、あきらめざるを得なくなったという次第。

 

そうは言ってもアメフトをやりたいがために一生懸命に勉強して入った大学です。毎日毎日、一日中気が抜けたようにボーとして過ごす日が続くことに。あれほど明るい性格の三男も友達に会いたくないようで学校にもほとんど行かなくなる。

 

だからといって単位を落とすようなことはないチャッカリ者の我が息子。担任の語学の先生には、しばらく休みたいとの連絡をしたそうな。

 

そればかりか、いつまでも家でゴロゴロしていると親の目が気になるでしょう、夏休みには自分で探してきたアルバイトに熱中する。このアルバイト、何かと言えば、熱海の近くにある初島アイランドリゾートというところでアスレチックのお手伝いをするというもの。

 

(初島アイランドリゾートのSARUTOBIより)

 

偶然にも初島アイランドリゾートは私も行く予定だったところ。本人には内緒で家内と二人仕事場に行ってみたのですが、生意気にも楽しそうにお客様に指示を与えたりしている。

 

8月はほとんど泊まり込みで仕事に没頭。後で聞くと、民泊をしていた30代の同業者3人と仕事後はほぼ毎日マージャンをやって過ごしたそうです。

 

このような経験をしながら最近ではほぼ挫折から立ち直ることができたようです。そして今はバスケのサークルに入り、汗をかいています。

 

また昨日は突然、公認会計士の勉強を始めたいと言い出す始末。上の兄2人が1年半ほど前から専門学校に通っているので自分もやりたくなったのでしょうか。これで3人とも合格すれば我が家は私を入れて公認会計士が4人にもなります。

 

もう少しバラエティーに富んだほうが面白いとも思いますが、これはこれで良いのかも知れません。それにしても大学の学費だけでなく専門学校の学費やら運動部の部費を合わせると腰を抜かしそうな額になります。これでは、まだまだ仕事を辞められそうにありません。