芳村思風一語一会 vol.5839
☆☆☆☆☆☆
愛とは
☆☆☆☆☆☆
愛とは人間関係の力
愛とは人間と人間を結びつける力
愛とは感じるもの
愛とは信じること
愛とは許すこと
愛とは肯定すること
愛とは認めること
愛とは努力
愛とは理屈を超える力
愛とは人間と他のものを結びつける力
愛とはすべてを結びつける原理
愛とは考え方の違う人と共に生きる力
愛とは「どうしたらいいのだろう?」と悩む心、考える心
相手のために努力できるということが「愛」があるということ
人間を愛するとは不完全な存在を愛するということ
愛とは、命を生む能力、命を育む能力、命を満たす能力
愛するとは、相手から学ぶこと
結婚は恋の終わりで、愛の始まり
「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より
文芸社 2025年 1月発売
※感性論哲学の入門書的な書籍です
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・8月2日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM
参加費:5000円
・四日市思風塾
8月5日(火)
18:00~20:00 ミッドランド経営
参加費:5,000円
問合せ
思風庵哲学研究所
※「感性論哲学 芳村思風」で検索
芳村思風一語一会 vol.5838
☆☆☆☆☆☆
信じて、信じて、信じ抜くために
☆☆☆☆☆☆
信じることは理性の力。
信じ抜くことは、理屈を越えた感性の力。
信じ抜いて生きることは、感性の力だけではできない。
理性と感性の協力関係をつくることが必要。
理性で考えると、人間はウソを言うし、
だますし、裏切ることもあるから
「人間は信じられないもの」になる。
なぜなら人間は不完全な存在だから。
人間は、不完全な存在であることを理性的に認識し
受け入れることが大切。
このことが、心の底で理解できると、
裏切られても、ウソを言われても、
「それが人間なのだ」と理性的に認識できることができる。
自分も人間です。
つい自分の立場を守るため、ちょっとオーバーに、
ちょっと脚色してしまうことがある。
誰もがウソを言ったり、裏切ったりしたいのではなく、
不完全であるがゆえに「心ならずも」ウソを言ったり、
裏切ることになってしまうことがある。
それが人間。
人間たるゆえの弱さ。
人間が人間を信じるということは、
理屈抜きに何があっても信じ抜くということ。
不完全な存在を信じるということ。
理性で考えたら信じられないものを、
それでも信じて、信じて、信じ抜くという覚悟を決める。
裏切られても、嘘をつかれても、
だまされても信じる覚悟を決める。
人間を信じるとは、不安全な存在を信じるということ。
信じ抜く力は、理性ではなく感性の力。
理屈じゃないから、理屈では考えられない奇跡が起きる。
「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より
文芸社 2025年 1月発売
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13:00~15:30 ZOOM
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photo by takashi fukushima
芳村思風一語一会 vol.5837 ☆☆☆☆☆☆ 愛の奇跡の扉が開かれる時 ☆☆☆☆☆☆ 理性的な人は、根拠や明確な理由がないことはと信じない。 科学的に証明されたことしか信じないという人間には、 理性的に考えられることしか起きない。 理性的には信じられないものを、 信じて、信じて、信じ抜いたとき、 理性では考えられないようなことが起きる。 友人に対する愛の奇跡的な決断。 友人が自分を裏切ったとき、 ほとんどの場合「もうあいつは友人ではない」 「あいつのことはもう信じない」となる。 これが普通の理性的な人間の反応。 このとき 「あいつが私を裏切るなんて、どんなに辛かっただろう。 きっと悩んだのだろうな。」 と考えられるかどうか。 「自分も同じ立場に立ったらと考えると、 その辛さ、苦しみがわかる。 たとえ、みんながあいつを見放したとしても私だけは、 あいつを信じる。」 という理性的には考えられない決断をしたとき、 理性では考えられないことが起きる。 「みんなが離れていったけど、 あいつだけは俺のことを見捨てないでくれた。 あいつに何かあったなら、 今度は俺がなんとしてもお返しする」 という心情が生まれる。 これが、愛の奇跡という人間関係。 子どもに対する親の愛の奇跡的決断。 子どもが成長するとき、お父さんやお母さんにウソを言うことがある 「ウソを言ってはダメ」と言うのは、理性的な親の反応。 ウソを言った子どもに対して 「この子がウソを言わなければいけない状況になるまで、 どうして気づかなかったのだろう。 悩んで、苦しんでいたことに どうしてわかってあげられなかったのか。」 と子どもの心、本心や内面を見つめてあげることが、 理性を越えた知的感性の反応。 ウソを言った子どもを抱きしめて 「ごめんね。苦しんでいたのに気づいてあげられなくて。 許してね」 と言えるかどうか 「ごめんね」のひと言と、 理屈抜きに抱きしめられた温もりが、 子どもの心と体全体の細胞の中にある感性に響く。 「自分のことを解ってくれている」 「愛されている」 という感覚が大人になってもずっと心と体の中に残っていく。 「ほんとうの自分が見えてくる55の問い」より 文芸社 2025年 1月発売 ※感性論哲学の入門書的な書籍です やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ ※芳村思風の講演会・勉強会の案内 ・8月2日(土)東京思風塾 13:00~15:30 ZOOM 参加費:5000円 ・四日市思風塾 8月5日(火) 18:00~20:00 ミッドランド経営 参加費:5,000円 問合せ 思風庵哲学研究所 ※「感性論哲学 芳村思風」で検索