芳村思風一語一会 vol.4794 
☆☆☆☆☆ 
感動させる力 
☆☆☆☆☆ 
「感動」こそが人を変える。 
人は感じた時に動く。 
 
「理動」という言葉はない。 
 
 
なぜなら人間の本質は感性であり、 
感性の実感はまぎれもない真実であり、 
その真実から発せられた言葉こそが 
人の胸に突き刺さり、 
人に影響を与えるからである。 
 
勉強するのは、動くためです。 
行動するために勉強するのです。 
心の底から湧いてくるものが 
自分自身の行動力になる 
 
頭で理解するだけでは、行動に結びつきません。 
人間は、と感性理性と肉体の3つが 
有機的に絡み合ってできています。 
理性でとことん考えて、考え抜く。 
 
しかし、本で読んで学ぶだけでは、 
自転車には乗れない。 
肉体を使って、何度も転んでいるうちに、 
ちょっとだけ乗れるようになる。 
 
何度も何度も繰り返えしていると 
感性で「!」と、 
何かを感じることがある。 
 
これが、よく言われる 
「カン」と「コツ」 
 
失敗しても、 
失敗してもあきらめないで続けたとき 
「こういうことだったのか!」 
というときがきます。 
 
これを、「腑に落ちる」という。 
頭ではなく、肚で体得する。 
 
 
理性は説得の論理。 
感性は納得の論理である。 
人は深く全身で納得できたときに 
行動が変わっていくのである。 
 
感動することは、大切 
 
 
しかし感動は受け身である 
受け身である感受性は、 
感性の本質ではない。 
 
感動よりももっと素晴らしいことは、 
人を「感動させる力」 
 
人を感動させる力とは、 
「人間力」 
 
感じさせれば、人は動く。 
 
感じさせなければ、 
人は動かない。 
 
理性で説得しても、 
人は動かない。 
 
感動させる力を持ち、 
感動させうる人間となる。 
 
何が人を感動させうるか 
 
 
1.不撓不屈の意志 
 
2.深い愛。 
理屈を超えた人間愛。 
他者中心的な愛。 
 
3.作為を超えた人間の姿。 
一所懸命な姿、真剣な姿。 
 
4.人間の高さ・深さ・大きさ。 
高さ・・・・高貴さ 
深さ・・・・より本質的な意味や価値を感じ取る感性。 
大きさ・・・人間の器・度量・包容力・統率力 
 
5.ユーモアのセンス  
状況をプラスの方向に導けるような感性。 
 
※「風の思い」より 
 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 
●芳村思風先生の勉強会 
1回だけの参加もOKです 
 
・8月24日(水)名古屋思風塾 
18:00~20:00 WINCあいち 
参加費:2,000円 
 
※お問い合わせ 
思風庵哲学研究所。 

芳村思風一語一会 vol.4793 
 
理性は、固定を求めます。 
固定したときは、死を意味します。 
同じく、完全な平衡もありません。 
常にヤジロベエや振り子のように揺らぎながら、 
平衡をとり続けています 
 
☆☆☆☆☆ 
生きることは変化し続けること 
☆☆☆☆☆ 
 
命あるものは、変化しています。 
命あるものは、感性の働きにより、 
調和を模索し調和を求め続け、 
合理的なあり方を模索し、 
合理的なものを求め続け、 
統合を模索し統合を求め続けている。 
命あるものは、静止していません。 
固定されてはいません。 
 
人間は不完全です。 
完全をめざしても、 
永遠に完全なものになることはありません。 
完璧・完全になる必要はありません。 
不完全であることを自覚し、 
より完全に、より完成に近づく努力を 
し続けなければならないのです。 
 
命を生み出した宇宙もまた 
エネルギーのバランスを 
模索し続けながら動き続けています。 
 
宇宙には、定まった原理はありません。 
宇宙は、法則に従って動いているのではなく、 
法則を作り出しながら生きています。 
宇宙そのものも、ゆらいでいます。 
物質の究極の姿は、ゆらぎなのです。 
 
一気に大きな変化を作り出す必要はありません。 
小さなことから変化させる。 
小さな変化の積み重ねが、 
気がついたとき大きな差となっている。 
「ほんのちょっと」でいいのです。 
変化しないということは、 
成長しないということです。 
 
組織や人材が固定化してきたとき、 
衰退が始まるのです。 
 
会社における理念も固定化させる必要はありません。 
会社の規模、事業内容、 
時代の流れに合わせて、 
変化させなければいけません。 
 
組織もいったん出来上がってしまうと、 
組織を存続させることが優先になってきます。 
組織を守るためにと、 
不正や改ざんなども、出てくるのです。 
企業は、お客さまがいなくなれば、存続できません。 
 
わかっていても、組織や指導者を守るために顧客ではなく、 
経営者や上司の方に関心が向いてしまいます。 
経営者は、社員のために仕事をする。 
経営者は、お客さまのために仕事をするのではありません。 
社員が、お客様のために仕事をするのです。 
 
 
顧客は、自分が欲しいものを正確にはわかっていません。 
企業が新しい商品やサービスをつくりだしたとき 
それが、自分の欲求と一致したとき 
「私が欲しかったのは、これだ!」 
となるのです。 
 
顧客の要望に応えるのではなく、 
要望をつくりだすことが必要なのです 
 
 
経営者は、社員と一緒の仕事をしてはいけません。 
「利益の出る仕組みを作り続けること」。 
そして、 
「よりよい方向性への変化をつくり続けること」です。 
 
 
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芳村思風一語一会 vol.4792 
 
自由律と因果律 
 
 
人間は「因果律」と「自由律」という原理の中で生きています。 
 
 
「因果」とは、原因と結果、原因と結果の関係のことです。 
 
「因果律」とは、すべての事象は必ず原因があり、 
原因なしには何ごとも起こらないという原理です。 
 
 
原因と結果の間には一定の関係が存在するということです。 
 
 
肉体を持っている人間は、必ず親が存在し、 
顔や身長、能力など両親や祖父母からの 
遺伝子の影響を強く受けています。 
 
「因果律」の原理により必然的に影響を受けているのです。 
 
 
 
 
「自由」とは、自らに由来するという意味です。 
 
「自由律」とは自らの意志と決断に基づいて 
自分自身の肉体を支配し、 
動かすという意味です。 
 
 
自分の意志や決断を他人に責任転嫁しない、 
見返りを求めないという生き方です。 
 
 
 
 
自由律とは、 
「自らの決断に基づいて自分自身を動かすこと」 
で人間生命の本質であるといいます。 
 
 
 
自由律で生きるための条件は二つある 
 
 
1、「報いを求めない」 
 
他人に親切をしても、感謝を求めない。 
 
相手の反応に期待するによって、 
期待が外れると腹が立ち、 
報いを求めることで 
相手の言動に自分の心が動かされ、 
 
自分以外の力で心が動く 
「因果律」になるといいます。 
 
 
 
相手の反応に関係なく親切にすること、 
誠実にすること、 
自分のすべきこと 
をすることが自由律な人間的な生き方です。 
 
 
「この秋は雨か嵐かしらねども、 
今日のつとめに田草取るなり」  
 
(二宮尊徳) 
 
 
秋になると雨が降ったり、 
嵐が来たりで、 
稲がどうなってしまうか分からないけれど、 
今はとにかく目の前の雑草を取り除くことが大切なんだ。 
 
 
 
 
2、「責任を転嫁しないこと」 
 
 自分がした行動に対して、 
誰かに言われたからやったなど、 
と言う人は、 
自分が意志と決断をする能力のない人間であることを示すことで 
「因果律」で生きています。 
 
 
 
すべての行動をすると決めたのは、 
最終的には自分の決断であり、 
意志、決断、自由を放棄してはいけません。 
 
 
他人のせいにするという行為は、 
自分が人間であることを放棄した行為であるといいます。 
 
 
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