芳村思風一語一会 vol.5059 
先日のフェイスブックで紹介した話 
もう少し詳しくとのリクエストがありました 
「感性論哲学は難しい」 
「芳村思風先生の本や話は、わかりにくい」 
という意見に答えた行徳先生の言葉です。 
 
☆☆☆☆☆ 
カンタンにわかってたまるか! 
☆☆☆☆☆ 
感性の哲学を頭で、 
理性で理解しようとするからわからないんだ。 
腑に落ちるまで味わえ・・・。 
『深さ』を味わえ。 
 
深さは、実践して体で実感し、 
痛みを乗り越えなければ、深さは理解できない。 
 
何度も何度も繰り返して読む。 
そのうえで繰り返し、繰り返し実践していくと 
あるとき、「ふと このことか!」 
と腑に落ちる 
 
「知っている・わかっている」と、 
「できる」は違うんだ。 
できなくても、学んで、意識しているだけでもいい。 
学び続けること。 
 
そして何より、失敗しても失敗しても 
繰り返しやり続けることが大切なんだ。 
 
感性論哲学は、実践の哲学なんです。 
 
感性論哲学は、これからの時代に 
必ず必要となってくる哲学なんです。 
 
わからなくてもいいから、 
同じ文章を何度も読む、 
何度も話を聞く。 
 
繰り返していると、 
頭でわかったではなく、 
腑に落ちるときが必ずくる。 
1回でわかるようでは、身につかない。 
わかったふりをしているだけだ。 
実践できない哲学は哲学じゃない。 
 
 
 
だから私の書いたものも、 
「なんと書いているのか」 
と聞かれますが、 
「カンタンにわかってたまるか」 
なんです。 
(by 行徳哲男先生) 
レベル1
 



※ヒント 吉田松陰の言葉



※ヒント:「人生2度なし」をさらに深めた言葉
 
※ヒント:鎌倉時代の蒙古襲来時、
無学祖元禅師が北条時宗に授けた教え



やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・  
 
 
●芳村思風先生の勉強会 
・6月3日(土)東京思風塾 
13:00~15:30  
ZOOMとリアル開催 
 
※北千束の事務所でリアル開催 
20名限定参加者募集 
 
 参加費:5,000円 
※ZOOM 参加も可 
 
※終了後先生の誕生会 
 
・ 6/10(土) 大阪講演会 
13:30~16:30予定 
茨木福祉文化会館 
 参加費:5,000円 
 
※お問い合わせ 
思風庵哲学研究所 
芳村思風一語一会 vol.5058 
☆☆☆☆☆ 
今ここを生きること 
☆☆☆☆☆ 
 
基本的に死ぬの生きるのという議論や、 
死生観について話すことは、迷妄、迷いの中にある。 
 
死を忘れ、生を忘れて、今ここを生きる。 
 
「眼中生死なし。ただ道あるのみ」 
 
生きるということは「必死」なんです。 
生きていれば、必ず死にます。 
 
「必死必生」とは、今を生き切るということです。 
 
 
 
死を覚悟したと言う言葉は、 
死を受け入れていない証 
 
無我になれ!と言っている人は 
無我になっていない 
 
無我をめざすことはできるが 
無我にはなれない 
 
 
 
 
「死生は度外に置くべし。 
世人がどう是非を論じようと、 
迷う必要は無い。」 
(吉田松陰) 
 
 
私たちの使っている言葉には限界がある。 
言葉によってすべて表現できるわけではない。 
 
禅の世界ではこれを「不立文字」といいます。 
更に、言葉で表現しようとしたり、 
思考の中でとらえようとすることをやめること。 
 
どのような言葉で表現しようとも、 
その言葉から類推されるものは、 
すべて想像に過ぎないのです。 
 
言葉に限界があり、 
そして体験にも限界があります。 
ただ、目の前のことを行うのみです。 
 
しかし、これも言葉での説明です。 
限界があるのです。 
 
 
「人生2度なし」 
という言葉も受け止めたうえで 
これを越える 
2度ないというこだわりを捨てる 
 
2度あるかないか 
1度きりか 
どっちでもいい 
 
あるのは今 
今しかない 
今ここを生きること 
 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・  
 
 
●芳村思風先生の勉強会 
・6月3日(土)東京思風塾 
13:00~15:30  
ZOOMとリアル開催 
 
※北千束の事務所でリアル開催 
20名限定参加者募集 
 
 参加費:5,000円 
※ZOOM 参加も可 
 
※終了後先生の誕生会 
 
・ 6/10(土) 大阪講演会 
13:30~16:30予定 
茨木福祉文化会館 
 参加費:5,000円 
 
※お問い合わせ 
思風庵哲学研究所 

芳村思風一語一会 vol.5057 
☆☆☆☆☆ 
統合の時代 
☆☆☆☆☆ 
時代のキーワードは統合 
 
二極の世界を越える 
 
昨年10月 
思風先生と行徳先生の2人先生と 
徹底的に語る会「感哲塾」での1幕 
 
森信三先生の「人生2度なし」から始まった 
「生きるとは」と「死生観」の話題の時 
 

行徳先生が「念々死を覚悟してはじめて真の生となる」 
や死生観の話をして 
参加者と質疑をしていた。 
 
行徳先生が「思風先生はどう考えますか」 
とふった瞬間 
思風先生の答え 
 
「人生2度なしとか1度きりとか」 
生きるとか死ぬとか、どっちでもいいんです 
 
生も死も越えなきゃいけない 
意識しているうちは、まだ甘い 
必死になってやっていると必生になる 
 
「必死必生」(ひっしひつじょう) 
生や死を乗り越える 
 
無我になることをめざしている間は、 
「我」にこだわりがある 
生にも死にも、こだわらずに 
今、ここを生きる 
  
 
二極の時代は、正しい間違い、善悪、与党野党など、 
二つの勢力に別れて 
それぞれがそれぞれの立場でものごとを見て 
考え方の違いで争い、戦う時代 
 
二極の時代から統合の時代へと変わる 
大きな転換期。 
 
これからは、違いを理由に 
戦い争うのではなく、 
相互補完の関係で 
共に協力しあって 
お互いから学ぶ時代。 
 
 
愛を原理にした統合の時代 
 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・  
 
※「必死必生」(ひっしひつじょう) 
思風先生の造語です 
 
●芳村思風先生の勉強会 
・6月3日(土)東京思風塾 
13:00~15:30  
ZOOMとリアル開催 
 
※北千束の事務所でリアル開催 
20名限定参加者募集 
 
 参加費:5,000円 
※ZOOM 参加も可 
 
※終了後先生の誕生会 
 
・ 6/10(土) 大阪講演会 
13:30~16:30予定 
茨木福祉文化会館 
 参加費:5,000円 
 
※お問い合わせ 
思風庵哲学研究所