芳村思風一語一会 vol.5861
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愛国心を越える
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「今の日本人の若者は愛国心がない」と、多くの人が嘆いている。
現象に対するマイナスの評価。
解釈を変えてみると、どうなるか。
愛国心は必要。
自分の国のみを大事に思うような小さな愛国心を持っている限り、
戦争はなくならない。
21世紀の日本人は、アメリカ人に代わって世界の指導者となり、
全人類を夢多き未来に導いくという使命が、与えられている。
人類のため、世界のために貢献するという生き方をするためには、
小さな愛国心を持っていると、
人類のために生きるという使命を果たすことができない。
今の日本の若者たちは、日本が求められている歴史的使命を果たすために、
彼らは小さな愛国心を超えた。
愛国心をなくしたのではありあません。
彼らは今、愛国心よりも人類愛に生きようとしている。
このような精神の成長が、愛国心がないような現象をつくりだしている。
最近では、日本人全体が国民の祝祭日に国旗を立てなくなった。
「君が代」が歌われる機会も少なくなった。
このことは、民族として、人類愛に生きることを
歴史から要請されている状況にある。
国旗を立てなくても、国歌を歌わなくてもよいということではないが、
どうしてそういう気持ちに日本人が導かれたのか
。
日本人こそ、これからの世界を背負って人類のため、
世界のために貢献する生き方をしなければいけないから。
国益優先の小さな愛国心を持っていたら、人類のために働くという活動ができない。
愛国心というものを超えて、若者たちは人類愛に目覚めた
愛国心がなくなり情けないとも言われるが、彼らは国境を越えた。
人類愛に生きようとし、世界のために貢献しようとしている。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・
2005年に初めて作った「日めくりカレンダー」
プリントパックのような印刷会社がなくて、
飛び込みで依頼した印刷会社さんで
2000部製作
初めての取引で、個人での依頼だったので、
全額先払いの条件での制作
初回の2000部は、3か月で完売
100部、200部、のまとめての注文が何件もあった
2回目の発注は、2000部の追加印刷
なんと稲盛さんの勉強会から1000部まとめて発注いただいた
1000部の追加印刷
合計5000部 2年で完売しました
見本に置いていたものも
事務所で使っていたものも
うれてしまって1冊も残ってないんです
2025年 11月頃
日めくりカレンダー第4集 発売予定です
芳村思風一語一会 vol.5860
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生きるということは、変化し続けること
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命あるものは、変化している。
命あるものは、感性の働きにより、
調和を模索し
調和を求め続け、
合理的なあり方を模索し、
合理的なものを求め続け、
統合を模索し
統合を求め続けている。
命あるものは、静止していない。
固定されてはいない。
人間は不完全。
完全をめざしても、永遠に完全なものになることはない。
完全になることはないので、いつまでも成長できる。
人間だけが、不完全であることを自覚することができる存在。
完全にならなくてもいいが
より完全に、より完成に近づく努力をし続けることができる。
命を生み出した宇宙は
プラスのエネルギーととマイナスのエネルギーが
バランスを模索し続けながら動き続けている。
宇宙には、定まった原理はない。
決まった法則もない。
宇宙は、法則に従って動いているのではなく、
法則を作り出しながら生きている。
宇宙そのものも、ゆらいでいる。
物質の究極の姿は、ゆらぎ。
一気に大きな変化を作り出す必要はない。
小さなことから変化させる。
小さな変化の積み重ねが、気がついたとき大きな差となっている。
変化しないということは、成長しないということ。
しっかりと自分の中心軸を持ちながらも
ゆらいでいなければいけない。
その中心軸に感性論哲学をおいて
いろいろな考え方を取り入れて、自分の考え方を広げていく。
生きるということは、変化し続けること
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・9月6日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM
参加費:5,000円
問合せ
思風庵哲学研究所
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