芳村思風一語一会 vol.5664
今日から2月。明日は節分。
☆☆☆☆☆☆
未来を語れ、大きな夢を語れ
☆☆☆☆☆


未来を語るとはどういうことか。
多くの人が目の前の問題ばかりに気をとられ、全体が見えていない。

目指すべき未来の夢や理想をが明確になれば
今直面しているさまざまな問題を乗り越える力が
潜在能力から引き出される。
 
「なぜ未来を語るのか」
目の前にある問題を乗り越えるため。
目の前の問題にだけ取り組んでいる限り、
今ある力でしか考えていないということ。
 
目標を明確にすると、今ある問題はすべて解決されることになる。
 今誰もが考えていない「新しい力」を引き出すために、未来の夢や理想を語る。
 
「何を寝ぼけたことを言っているのか」と言って批判する人は、
現実にとらわれ理性で考えて正しい答えを出そうとしている。
常識で考えている。前例で考えている。
未来を現在の延長線で考えている。

未来は現在の延長線上にはない。

経営者は、人に笑われるくらいの大きな夢や理想を語ること。
父親母親は、子どもに自分たちの夢を楽しく語ること。
政治家は国家百年の大計を語ること。
 
現代の世界のテーマは「平和」。
核兵器の廃絶を訴えることは大切なこと。
しかし、核兵器を廃絶すると極秘でつくる国や組織が出てくる。
戦争がない世界をつくる。核兵器が必要のない世界をつくる。
核兵器を持っていても意味がない世界をつくる。

日本が先頭に立ち、世界中の科学者を巻き込んで
放射能の無害化、さらに有効利用を考える研究機関をつくる。
これから全世界で始まる耐用年数が限界にくる
原子力発電所の廃炉技術を確立する。

 
「考え方の違う人とも共に生きていく力をつくる」
という欲求が全世界で目覚めつつある。
世界中の人がこのことを考え出せば一気に世界は変わる。
 
政治や経済や社会体制のすべてを、
現在の延長線上にはない誰も考えていなかった形に変える。
 
核兵器の廃絶を越えてさらに
「愛を原理にした」戦争のない平和な世界へ。
戦争が無くなれば核兵器は無用になる。
未来や夢を語ることは、命の中に芽生えた欲求や欲望を理想化すること。

 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 
※新刊 2025年1月発売
「ほんとうの自分が見える55の問い」
著:芳村思風 文芸社

 



※芳村思風の講演会・勉強会の案内
・2月1日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM
参加費:5,000円

・2月4日(火)四日市思風塾
18:00~20:00 ミッドランド経営
参加費:5,000円

問合せ
思風庵哲学研究所
※「感性論哲学 芳村思風」で検索

芳村思風一語一会 vol.5663
☆☆☆☆☆☆
どんなにいい考え方や意見でも、すべて受け入れる必要はない。
気に入った所・自分に合った所だけ取り入れ、成長すればいい。
☆☆☆☆☆
個性の時代。
自分の考えは、個性として守ること。
考え方も性格も欠点も変えなくてもいい。
人間は不完全だから、考え方も性格も不完全だと知ること。

違う考え方を否定するのではなく、
その中の良いところを学び、自分の考え方に活かす。
相手の考えをすべて受け入れるのではなく、ちょっとだけ学ぶ。

すべてを受け入れると、自分がなくなってしまう。
自分自身をしっかり持った上で、今自分に必要なものだけ、
納得できるものだけを、相手から学べばいいのです。

それは、「変わる」のではなく、「成長する」ということ。
違う意見を否定しない、排除しない。

相手から学ぼうとすることが、「愛」。
相手から学ぼうとすることが、「良い人間関係作り」の第1歩。
考え方・価値観の同じ人としか、一緒に仕事が出来ない、
一緒に暮らせないという人が多い。
二人の人間が、全く同じという事はない。
どこか違うところがあって当たり前。

言葉が違う、生活習慣が違う、宗教が違う、価値観が違うと
違いを理由に排除しようとしたら、
世界中から対立や戦争はなくならない。

性格の不一致なんて、あたりまえ。
全く一致することなんてない。
どれだけたくさん一緒のことがあるか、
どれだけ相手のことを尊敬できるか。
相手からどれだけ学ぼうと努力するか。
価値観の違う相手から、
考え方の違う相手から、
いいところを学ぶことで、
自分の考え方・価値観を成長させる。

そのためには、まず「芯」となる自分の考え・価値観をしっかり持つことが大切。
芯がなければ、ただのつぎはぎだらけのいいとこどりで、自分がなくなる。
個性がなくなる。
個性も、人の役に立たないこと、人の迷惑になることは、
自分勝手なただのわがままになる。

「感性論哲学」も完璧ではない。
すべてを学ぶ必要はない。
いいなと思うところ、必要なところ、
使えるところだけ学べばいい。
すべてを理解したと思っても、それは勘違い。


自分の芯をしっかりともって、
気に入ったところだけを
取り入れたらいいのです。
そして、大切なことは実践すること。
実践しなければ、勉強しても意味がない


 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 
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芳村思風一語一会 vol.5662
☆☆☆☆☆
愛とは、「どうしたらいいのだろう」と、
より良い方法を探しながら、
悩む心、考える心。
その揺れ動く心に愛がある。
愛は、結論ではなく、心遣い。
☆☆☆☆☆
「どうしたらよいのだろう」と問うのが感性であり、問い続けることが愛。
「こうしたらいい!」と答えるのは、理性。

答えを持つことは大切。
でもその答えに縛られないこと。縛られると対立する。
理性に縛られると違いを受け入れられない。
成長も止まる。

どんなに愛し合っていても、
自分がこうしてもらいたいと思うようには、
相手は愛してくれない。
どうしても埋めきれない溝があり、
どうしても完全には満たされない。

誰もが、自分が思うようには愛してくれないし、認めてくれない。
人間は常に、もっと愛されたい、
もっと認めてもらいたいという心を持ち続けながら生きている。

「こんなに愛しているのに、どうしてわかってくれないの」
は、押し付けの愛。自己中心的な愛。
「こうしたら喜んでもらえる」と思った瞬間、押し付けになる。

受け入れられなかった時
「こんなにしているのに…」となってしまう。
どうしたら相手に喜んでもらえるか、
努力している姿にこそ愛がある。
人間を愛するということは、短所を含めて、不完全な存在を愛すること。
愛は、結論ではない。

理性に縛られず、理性を手段能力として、「問い」続け、努力し続けること。
相手のことを思い続ける心に「愛」がある。


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