芳村思風一語一会 vol.5663
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どんなにいい考え方や意見でも、すべて受け入れる必要はない。
気に入った所・自分に合った所だけ取り入れ、成長すればいい。
☆☆☆☆☆
個性の時代。
自分の考えは、個性として守ること。
考え方も性格も欠点も変えなくてもいい。
人間は不完全だから、考え方も性格も不完全だと知ること。

違う考え方を否定するのではなく、
その中の良いところを学び、自分の考え方に活かす。
相手の考えをすべて受け入れるのではなく、ちょっとだけ学ぶ。

すべてを受け入れると、自分がなくなってしまう。
自分自身をしっかり持った上で、今自分に必要なものだけ、
納得できるものだけを、相手から学べばいいのです。

それは、「変わる」のではなく、「成長する」ということ。
違う意見を否定しない、排除しない。

相手から学ぼうとすることが、「愛」。
相手から学ぼうとすることが、「良い人間関係作り」の第1歩。
考え方・価値観の同じ人としか、一緒に仕事が出来ない、
一緒に暮らせないという人が多い。
二人の人間が、全く同じという事はない。
どこか違うところがあって当たり前。

言葉が違う、生活習慣が違う、宗教が違う、価値観が違うと
違いを理由に排除しようとしたら、
世界中から対立や戦争はなくならない。

性格の不一致なんて、あたりまえ。
全く一致することなんてない。
どれだけたくさん一緒のことがあるか、
どれだけ相手のことを尊敬できるか。
相手からどれだけ学ぼうと努力するか。
価値観の違う相手から、
考え方の違う相手から、
いいところを学ぶことで、
自分の考え方・価値観を成長させる。

そのためには、まず「芯」となる自分の考え・価値観をしっかり持つことが大切。
芯がなければ、ただのつぎはぎだらけのいいとこどりで、自分がなくなる。
個性がなくなる。
個性も、人の役に立たないこと、人の迷惑になることは、
自分勝手なただのわがままになる。

「感性論哲学」も完璧ではない。
すべてを学ぶ必要はない。
いいなと思うところ、必要なところ、
使えるところだけ学べばいい。
すべてを理解したと思っても、それは勘違い。


自分の芯をしっかりともって、
気に入ったところだけを
取り入れたらいいのです。
そして、大切なことは実践すること。
実践しなければ、勉強しても意味がない


 やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・ 
 
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「ほんとうの自分が見える55の問い」
著:芳村思風 文芸社

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