凪の時。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?これからの時代を生き延びるのは、Adaptiveな(適応性の高い)人だと言われています。順応性、と似ていますが、適応性は、より前向きに動き変えていこうとする姿勢ですね。 適応性は、外部の環境に合うように行動や意識を変えていく性質。 順応性は自然に慣れることを表した言葉。かと言って、誰しもが変化に適応しやすい性格という訳ではありません。それに、適応するペースも人それぞれです。石橋叩いてばっかで渡れないという人もいるでしょう。石橋叩きすぎて壊してしまう人もいるでしょう。私は割と腹を括るのには時間がかかりますが、悩んだ末に、実行に移すのは早く、また推進力も強い方かと思います。「こうなった上は仕方ない」と思ったら、新たな方向に突き進みます。そして後戻りしない。好きな人と別れる時。嫌な仕事や学校と決別する時。しがらみから抜け出す時。不健康な習慣を辞める時。特に今、コロナで、世界の時間が止まったようになっていて、今の私は凪の時。という人も多いのではないでしょうか。<風が吹かない時もある。 画像:Geo Days>動きたいのに動けない。袋小路にハマって八方塞がりになっている今、とりあえず、一度碇(いかり)を下ろして、今後の方向性を見定める時期かもしれないですね。どどっ広い海の、何もない水平線を眺めて、空を読んだり、星を読んだり、風を読んだり。占ってみたり、誰かにメールして聞いてみたり。自分は今何を感じているんだろう。自分は何がしたかったっけ。自分を突き動かすものはなんだったっけ。自分の幸せはなんだったっけ。自分が一番欲しいものはなんだったっけ。そういうことを見つめさせてくれる時間を、神様か何かが、作ってくれたのかもしれません。私たちは24時間忙しなく追い立てられて、動き回ることが癖になっていて、立ち止まることに不安を感じます。普段からオートパイロットで、日々の生活に疑問を持たずに、ただ忙しく生きてる。だから、立ち止まっても、慣性の法則で心は勝手に動き続けてる。碇を下ろしても、「考えてる」訳ですから、何もしてない訳じゃないんです。ちゃんと何かしてるんです。次の動きの準備をね。たまには、自分に「凪の時間」を与えることを、許可してあげてもいいかもしれません。原始人も、窓辺の猫も、隣の庭の犬も、ちょうちょも、クジラも、サバンナのライオンも、生き物はみんな、そんな時を持っているような気がする。それが生き物本来の姿な気がする。だから大丈夫。今、人生がどの方向にも動いていないように思えても、あなたはちゃんと「生きてる」。今日もあなたの大切な時間を使って読んでくださってありがとうございます❤いいね!を押して頂けると、書く意欲がわいてきます。もし良かったら「ポチっとな」お願いします。昨日より少しでも良い一日を過ごされますよう、お祈りしております。