東京のヒーリングテラス空のバルコニーにいる植物の中には
誰も名前がわからないものがあります。
 
だから、前のヒーリングテラス空があった場所が
そのまま名前になっている。
 
初台ちゃん^^
 
今の季節は、植物たちががぐんぐんと育つ時期。
 
その中にあって初台ちゃんはひときわ元気で
左右の植物たちにも早く触れて寄り添いたいかのように
あらゆる枝からあらゆる方向に新芽が伸びています。
 
すずめたちのさえずる中
行き交う人たちの足音を聞きながら
近所でシャッターが開いたり話し声が聞こえてくる中で
 
私は初台ちゃんにも
お水を吹きかけてあげるのが大好きなんです。^^
 
リビングの東側に面したバルコニーは人が行き交う通りに面していて
初台ちゃんはそこにいるのだけれども
 
 
 
こうしてバルコニーの囲いから突き抜けて顔を出している枝葉があって。
 
朝陽の当たるその場所で
その枝葉が窓から顔を出しているかのように私には見えてきて。
 
通りを行き交う人たちに挨拶をしていたり
静かに見守りながら何かを語りかけているようでもあって。
 
ここにいると、
人が生きていることを感じられる
様々に息づく命の気配があります。
 
 
すずめたちは
私にはわからない言葉でいつも話をしているけれど
人間のことは、どんなふうに感じているのかな?笑
 
 
初台ちゃんを眺めながら、ふと思っていたことがありました。
 
きっと、名前(種類)がわかったら
どうやって育てるのがいいのかという情報に
私たちは先に気をとらわれてしまって
その通りにしてあげようと思ってやってしまう。
 
でも、初台ちゃんは
そういう情報が一切ない中でも、
私たちがその子にどう寄り添ったらいいのか…
という正解を知らない中でも
こうしてすくすくと、むしろ縦横無尽に生きていて。
 
人間がわかっていると思って決めている生き方としてあるべき正しさがなくても
ないからこその、その存在として生き抜く力を私たちに魅せてくれているようで。
 
 
私たちが初台ちゃんにできることは、
 
きっと陽当たりは良いほうがいいよね とか
お水はたっぷりのほうがよさそうだよね とか
 
できることはそのくらいで
正解などわからなくて見守るしかなくて。
 
 
初台ちゃんは、
名前や種類がわからなくて
でももしかしたらその方が…
彼女?彼?らしく幸せに生きているのかもしれない。
 
人間が持っている情報の多くは
何かのジャンルに当てはめて分類して
管理しやすいように対処法をパターン化していき
誰かが決めたあるべき正しさで
他をコントロールすることにもなりかねない…
 
 
初台ちゃんは
そんなことを自らの生き様で表現してくれているかのようです。
 
ここヒーリングテラス空には
沢山の鉢植え植物たちがいて
土の状態もよく見ているけれども
 
初台ちゃんの鉢だけは
鉢の中に他の小さな植物たちが芽を出して混在してきているのを
そのままに見守る方向で様子を見ています。
 
もともと、この初台ちゃんもジャスミンの鉢に芽を出した子だから。
 
 
初台ちゃんの鉢には
もう土が見えなくなるくらいびっしりと他の小さな植物たちが息づいています。
 
一般的には、1つの狭い鉢の中にでは
繁殖力の強い雑草と呼ばれるものは抜いたり
育て方がバラバラなものは一緒に植えないようにしたりして
ある程度取り除かなくては…
ということになっていったりするけれど
 
 
それなのに、それだから?
どんどん育っていっていて。
 
置かれている場所や鉢が窮屈ではないかな…
 
という発想も人間の先入観でしかないかのような勢いで生きている。
 
 
 
名前は何のために?
 
 
 
 
 
そんなメッセージが頭を過ぎると
ミスターチルドレンの『名もなき詩』という歌が浮かんできました。
 
 
 あるがままの心で生きられぬ弱さを
 誰かのせいにして過ごしてる
 
 知らぬ間に築いてた
 自分らしさの檻の中でもがいてたなら
 僕だってそうなんだ
 
 
 いろんなことを踏み台にしてきたけど
 なくしちゃいけないものが
 やっと見つかった気がする
 
 君の仕草が滑稽なほど
 優しい気持ちになれるんだよ
 
 Oh darling
 夢物語 
 逢うたびに聞かせてくれ
 
 愛はきっと
 奪うでも与えるでもなくて
 気がつけばそこにあるもの
 
 街の風に吹かれて唄いながら
 妙なプライドは捨ててしまえばいい
 そこから始まるさ       
 
 絶望 失望 
 
 何をくすぶってるんだ
 
 愛 自由 希望 夢
 
 足元をごらんよ
 きっと転がってるさ~♪
 
 
 
ヒーリングテラス空は
本当は当たり前にあって感じられるはずのものが
わからなくなってしまった方々と一緒に
 
「本当だ、そうだね。^^」
 
って、
 
ともに微笑み合って
 
自分らしさを
その人らしさを
息づく命を感じられる場。
 
 
 
 
 
歌のタイトルが大事なんじゃなくて
 
そこにそういう唄の存在があったよね
 
それをつくったのはどんな存在なのかな
 
そこにどんな想いがあったのだろう
 
って
 
あなたがあなたとして
あなたの中に広がりゆくものを
大切に感じられるように
 
私もあなたと
関わってゆけるといいな。^^
 
shiho
 
 
 愛情っていうカタチのないもの
 
 伝えるのはいつも困難だね
 
 だから darling
 
 この『名もなき詩』を
 
 いつまでも君に捧ぐ ♪
 
 
 
 

 

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