“ １０人に１人が発達障害 ”
症状は千差万別
直接的な原因は未だよくわからない
というものをSNSで目にしました。
こういうものを目にすると
私が経験してきたことが思い出されてきて…。
１つは、
“ ２人に１人がガンになる時代 ” と実際に広告で扱っていたこと。
そこから今日まで
高度な治療法が開発されたと言われつつも
ガン患者が減ることはありませんでした。
もう１つは
薬に頼らない治療のセミナーに参加していた時に知ったことで。
かつて、うつ病という病名(主病名)はありませんでした。
それは、身体疾患に伴って現れる
合併症状として見られる精神症状という医学的見解だったからです。
まだ１００年ほど前には
精神疾患の病名は１００ほどだったのに
この１００年で３６５以上の病名が列挙されるようになって。
それは今もなぜだか増え続けていて…。
(病名が増えることのメリットがどこにあるのかということに関しては
必要でしたら、お会いしたときにでも)
「それは、本当により多くの病気が判明したのでしょうか？」
その場で、そのセミナーを開催していたドクターは
参加者に向かってそう問いかけていました。
事実として、
病名の数が増えて、
心療内科を受診する人の数は減るどころか増えて
それから間もなく
うつ病患者が１００万人を越えると言われる世の中になりました。
けれども受診する人の数が増える一方で
治っていく・回復していく人の数が明らかに減っている
と、現場にいて肌身で感じるようになっていきました。
と、するならば
病名の数が増えていて、わかったとされる病名があっても
それが直接的な治癒には結びついてはいないということで。
うつ病の原因は
発達障害などと違って原因がわかりやすいのでしょうか？
例えば、失恋の場合。
すぐに立ち直れる人もいれば
かなり長く引きずる人もいるでしょう。
これが鬱症状を引き起こした期間の違いで。
しばらくしても、どうにも体の不調感がとれずに
心療内科を受診する。
「失恋が原因です」と思い込んで。
失恋して落ち込むのは病気ですか？
誰でも落ち込むのは当たり前のことですよね？普通は。
普通のことなのだと思うけれど、
本当は何が病気なのでしょうか？
それは本当に病気なのでしょうか？
気力がなくなって
食事ができなくなったりして
体の状態に変化があって不調になって
抑うつ状態とは、
その体の状態の変化した結果の１つとしての症状にすぎません。
失恋が原因でうつ病になったのではなく
失恋が原因で食事ができなくなったり気力がなくなると
肉体的な状態に変化がおとずれる。
こういった例はわかりやすいですが
しかし、今や心療内科にやって来る方々の多くは
自分でも思い当たる原因がわからないのに
事実として、
体に不調があったり
気力がなくて動けなくなってしまっている方が大勢いるのです。
何かの出来事がきっかけになって
体の調子が崩れていく
その体の調子を診るのが医療機関だったはずですが
血液検査数値などで大きく振れているものがないと
そこでそれは、
家族関係や環境・生育歴が関係しているとして
カウンセリングをすすめられて
人間関係や環境・出来事を原因として特定することで
それらのいずれかを改善していく方法でアプローチするのが
薬に頼らないとする手法の１つとしてあるようです。
逆に、身体に不調があるから一般病院で検査をしたけれど
治療を施すような状態とまではいかない結果で
けれども、本人が不調があると言うからと
心療内科をすすめられるケースも少なくはありません。
私は心療内科で栄養のカウンセラーとしてカウンセリングをしていましたが
薬をやめるように伝えることもありませんでしたし
家族関係など個別の事情を尋ねることもありませんでした。
本当の導きというものが
改善から生じるのではないことをわかっていたからです。
改善の意識にいるとは
否定があるということですが
その方がその状態であることにも否定はなく
何に気づけば、何を知れば楽になるのか
私の心療内科での経験は
通常のカウンセリングや医療機関への受診では
そのアプローチが難かしかったことを知ることになりました。
その人それぞれへの導きがもたらされるのは
《本質的な叡智のバトン》の場しかありませんでした。
バトン参加者は改善を意識してはいなかったのに
副産物として体の状態もよくなっていったと
実体験を語ってくれています。
あなたが選ぶものが
あなたにとって
幸せでありますように
shiho
《本質的な叡智のバトン》開催のそらさん
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