今日はクリスマス☆
昨日ニュースを見ていたら、
家計が苦しい子育て家族へ無料で
クリスマスケーキのプレゼントを行っていて
子供がケーキの箱を受け取って喜んでいる姿を撮していました。
私が小さかった頃、裕福ではなかったから、
ケーキが食べれることなんてなかったけれども
でもそれが当たり前だったから、
他の家をうらやんだことはなかった。
昔、近所の家に行った時に
その家の人が飲んでいたウィンナーコーヒーに入っていた生クリームを
少しだけ味見させてもらった時、なんて美味しいんだろう！と思って
大きくなったら、生クリームをボール一杯に作ってそのまま食べたい！
私の野望は、そんな些細なことでした。
私が食べたかったのは
ケーキじゃなくて、生クリームそのものだったんだなぁと振り返る。
そして、そんな「大きくなったら…」の夢は
あっという間に実現しました。
その頃には、
「これが夢だったんだよね～」と思い返すこともないほど簡単に。
そうしていつしか、
父がアイスクリームのケーキを買ってくるようになっていたなぁ
なんてことを思い出す。
父が持って帰ってきた時の
嬉しそうな顔をいつでも思い出す。
父はそれを受け取る人をおもって
買ってくれていたんだなぁと思い出します。
モノが簡単に手に入る時代になって
物質的なことで満足感を得るのは難しいのかもしれません。
そこにモノがあるというよりも
そこに関わった人の想いを感じていなければ
もっとほしいということだけが
いつまでも尽きることがなくて
それがずっと続いていって…
裕福でも幸せそうに見えないことがあるというのは
そういうことだったりもするかもしれない。
幸せってどこにあるのでしょうか？
何かを与えられたりすることで
幸せを感じられることもあるかもしれないけれど、
幸せって、
やっぱり人を感じることで得られるものは
何ものにも代えがたいのでしょう。
そこに何もなくても
「あの時、一緒に過ごしたよね。」
っていう思い出がいつまでもよみがえってきたり。
たとえ、一緒にいなくても
そこにいない相手をただ想うだけで
ただそれだけで幸せなフィーリングに包まれていく。
それは、本当は
イベントとされる特別な日の出来事じゃなくて
人を想う中で、いつもいつでも感じられるもの。
それが本当の幸せなのではないでしょうか。
あなたが本当の幸せを
いつもいつまでも感じていられますように。
shiho
願わくは、
まだ見ぬあなたにも
想いの中にいるあなたにも
特別な日ではなくても
どうか逢えますように
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