みなさま、こんばんは。
「観光先進国」ドイツ。
今日はドイツの中でも特に環境に対してやさしい町・フライブルクのご紹介。
ドイツ南西部、「黒い森(Schwarz Waldシュヴァルツヴァルト)」と呼ばれる地域にある、自然に囲まれた町です。
この町で推進している環境への取り組みは本当にすばらしい!
①市民ソーラー発電
市民の出資によって設置された太陽光発電パネル。
1000万キロワットの太陽光発電が行われているフライブルク。
市民のお金によって設置、というところがすごい!
②マイクロ水力発電
5~10メートルほどの小さな落差をつくって水を流し、らせん状の羽根で発電させる水力発電システム。
市内に15箇所ほど設置されています。
③サッカースタジアムのソーラー発電
我ら日本の矢野貴章が在籍するSCフライブルク。
環境都市にふさわしく、スタジアムの屋根には①の市民ソーラー発電パネルが設置されています。
④ヴォーバン住宅
住民が参加した都市開発事業。これはあまりにもすばらしいので、詳細は後日!
⑤エコホテル
100年以上の歴史をもつホテル「ヴィクトリア」は、100パーセント再生可能エネルギーで運営。
省エネ対策、建物の断熱化、風力発電など、徹底した環境に優しいホテル。
⑥町中心部の駐車場禁止&路面電車
フライブルク中心部には車の乗り入れ禁止!
中心部の外にある駐車場に車を留めて、町なかへ。
昔なつかしの路面電車復活で、大気汚染への影響は激減したそう。
フライブルク、優しい町だね。
環境にも、きっと人間にも。