みなさま、こんばんは。
今日は仕掛け絵本の歴史をご紹介。
まず、仕掛け絵本の歴史は、大きく2つに分けられます。
①創世記(13・14世紀~17世紀ごろまで)
②発展期(18世紀後半~現代) 現代は発展期なんですね。
まだまだ発展する可能性大ということ!
①創世記の仕掛け絵本は、今のように子供向け(大人向け)の「楽しむ絵本」ではありませんでした。
天文学や医学、地理学などの学術用途で作られ、視覚的な効果を得るために作られていました。
有名なものはマシューパリという人の「円盤仕掛け」。
http://www.a-website.org/design/instructional/volvelles.html
なんとなく、「星座早見表」に似ていませんか?
②18世紀になると、子供向けの飛び出す仕掛けなどを施した「楽しい」絵本が生まれます。
主流はヨーロッパ。
イギリスではいろいろな出版社が趣向を凝らした仕掛け絵本を出版します。
ドイツも負けていません。
なんてったって、「仕掛け絵本の巨匠」の誕生です。
また、印刷業の発明されたドイツでは、高度な印刷技術を生かして、多色刷りの芸術的な美しい仕掛け絵本を作ります。
20世紀になると仕掛け絵本の舞台はアメリカへ。
みなさまご存知のサブダさん。
「不思議の国のアリス」や「オズの魔法使い」、あまりにも有名な、ダイナミックな仕掛け絵本が誕生しました。
今後どのような仕掛け絵本が生まれてくるのでしょう。
どきどきわくわく