豪快につぶされたじゃがいも!変身! | ・

みなさま、こんばんは。


友人が作ってくれたマッシュポテトがこちらに変身しました!

これは「Rabskaus(ラプスカウス)」。
北ドイツの港町ハンブルクの名物料理です。
別名「船乗りのおじや」。


おじや!
材料はじゃがいもとコンビーフと色付けのビーツ。
マッシュして、混ぜて、お皿に盛り付けてれば出来上がり!
なんとも豪快な一品。

ニシンの酢漬けやピクルスを添えることもあるみたい。
でも基本的には混ぜて盛れば終わり、の料理です。
ビーツの色がじゃがいもについて、見た目はピンク色。
なんだかハンバーグのタネのような感じです。


こんな簡単にできてしまうラプスカウスですが、栄養面ではとても優秀。
昔、船乗りさんの間で栄養不足により壊血病が流行ったとき、
ジャガイモのビタミンと、コンビーフのたんぱく質とエネルギー、
ラプスカウスのおかげで壊血病はなくなりました。


ハンブルクにはこのラプスカウスを食べられるお店がたくさんあります。
その中でも有名なのが「Old Commercial Room」。
ビートルズが訪れたこともあるというこのお店。
日本人観光客も多く、日本語メニューもあります(ちなみにラプスカウスは「牛肉のおじや」)


ビーツ、日本ではなかなか売っていないですが、もしも見かけたら是非ご賞味あれ~


やあ、ドイツ