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こんばんは、おはぎです。
いつも「いいね!」や心のこもったコメントをいただきありがとうございます。
去年に続き、昨日も北海道でまた大きな地震がありましたね。
私たちが住んでいる愛知県も「南海トラフ巨大地震」がくるくるとずっと言われているので、決して他人事ではありませんね…。
さて、本来であれば今日が受診日だったのですが医師の都合で2月19日(火)に病院に行っていました。
採血の結果は
白血球(基準値3300ー8600)
2080
と減少。
好中球も2080の64.4%だったのでやや減少。
血小板(基準値15.8ー34.8)
7.5
と横ばい。
心配していた血小板はピークは3ヶ月後ぐらいだと医師は言っていたので、まだまだこれからじわじわ下がるんでしょうかねぇ。
それよりも今回は白血球が下がっているので、いつも以上に風邪やインフルエンザに気をつけなければいけませんね。
吐き気のほうは吐き気止めの薬を飲んでいいるので、食事もきちんととれています。
倦怠感は少しあり、あれやこれやと動くとすぐに疲れてしまいますが、無理さえしなければ日常生活に支障はありません。
では今回の報告はこれぐらいにして…
今日は飼っている犬のことをお話させて下さい。
うちにはフレンチブルドッグのアリス(メス10歳)とアトム(オス9歳)がいます。
フレンチブルドッグを飼っている方は知っていると思いますが、意外と皮膚が弱い犬種です。
うちの2匹も皮膚が弱くメスのアリスは背中のところどころがかゆく、赤くなったり治ったりを繰り返しています。
オスのアトムは以前は皮膚の異常はほとんどなかったのですが、ここ1年ぐらい皮膚の病気に悩まされていました。
今は全身の毛がほとんど抜けてしまい皮膚も全身かさぶたのようになってしまい、フケのようなものがものすごく落ちる状態です。
自分なりに犬のことをいろいろ調べて、マラセチア(常在菌の繁殖)なのか?とマラセブシャンプーを使ってみたり、ドックフードがよくないのか?といろいろ調べていろんなドックフードを試してみたりと、とにかく試行錯誤していました。
お風呂にも入れその後ワセリンでしっかり保湿をすると徐々に毛が生えてきて、よし少しはいいなぁ…と思っているのもつかの間、またすぐに全身がかさぶた状態でボロボロ。
このサイクルがどんどん短くなってきて、数週間前から鼻水がひどく、散歩で外に出るとブルブル震え、前足をピーンと地面に押し付け「行きたくない!」アピール。
毛がないから寒くて風邪ひいちゃったかな?
なんて思っていたのですが…
体重も減り、最近では呼吸も浅くて早い感じ…。
胸に手をあててみると心臓の音もなんか不整がある気がする…。
↓呼吸はじっとしててもこんな感じ(顔まわりと足先は比較的毛が残っていますが体は毛がなくて寒そうなので服を着せています)
今まではなんとか自力で治そうと、いろいろ調べては対応していたのですが、さすがに今回は限界を感じ、そしてなんだかちょっと嫌な予感もして…
今日は、きなこがたまたま仕事が休みだったので、アトムを連れて一緒に動物病院に行ってきました。
病院に行くまでは
皮膚の病気はダニとかいるのかな〜?
いやそんな感じでもないよな…
もしかして心臓が悪くて全身状態が悪い?
とにかく食欲だけはすごくて散歩に行っても落ちている何かを見つけてすぐに食べようとしちゃうクセがあるから、何か変なものでも食べた…?
もともと消化器系が弱くて時々吐いたりすることがあるから、胃や腸になにかある…?
もしかしてガンとか…?
風邪ひいちゃって、鼻水もとまらないから肺炎とかになっちゃってる…?
などなど、とにかくいろんなことを考えました。
病院で症状を伝え、診察を受けると
まずノミなどがいないか、皮膚や耳のかさぶたを少しとって顕微鏡で確認してくれました。
結果、ノミはいませんでした。
その後、獣医師は
「この皮膚の状態からいって、もしかしたらこの子は甲状腺に何か問題があるかもしれませんね」
と。
そこで医師は、
①今のこの症状を軽くする薬で様子をみるか
②何が原因でこうなっているか検査をして調べるか
飼い主の意向を確認してくれました。
ペットを飼っていて動物病院に行ったことがある方ならわかると思いますが…
動物の治療費や検査など病院代は人間と違ってとても高いので、検査などするにしても万単位で金額が変わってきます。
そこの動物病院の獣医師はそのあたりは充分配慮してくれて、とても親切丁寧に説明してくれて選択させてくれます。(だから遠くてもこの動物病院に行っています)
その選択肢を聞いて、私ときなこは何も相談することなく二人とも即答で、原因を調べて欲しいといいました。
お金がかかることはわかっていましたが大切なアトムの命には変えられません。
そこで採血をして甲状腺の異常を調べることになり、鼻水や呼吸の早さに関してはレントゲンをとることになりました。(3枚)
そして撮ったレントゲンを見せてくれながら獣医師はこう切り出しました。
「採血(皮膚)に関しては結果が数日かかるのでその結果を待つとして、レントゲンですが…」
「ちょっときびしいお話になってしまうかもしれません」
と。
私は内心
うっ… きた…
やっぱり…
と、思いました。(嫌な予感的中)
レントゲンをみると、肺全体がまだらに白い状態でした。
獣医師いわく、一概には言えないが肺炎だとすると肺の下の方が白くなることが多く、この画像は肺がんの可能性があるとのこと…。
私ときなこは、もし肺がんだった場合の治療はどのようなものになるのか質問をしました。
それに対し獣医師は
・このレントゲンの状態からいって手術は無理だと思われる
・人間と同じように抗がん剤治療や放射線治療ということもある(ただし人間と同じように副作用はある)
・あとはサプリメントのよう薬もある(医師という立場上がんが治るとは言えないが)
・うちにはCTなどの設備がないのでもちろんセカンドオピニオンをしてもらってもいい
というような返答でした。
きなこは途中で泣き出しました。
「泣けてきちゃった…」
と苦笑いしながら涙を流す…。
私もいろいろ考えたら泣きそうになりましたがグッとこらえました。
そして、全身の皮膚のかゆみをおさえ皮膚の状態がよくなるような注射も打ってもらい(何?)、一通りの診察を終え、酸素カプセルに入りました。(正確には水素だったようです)
最後に(恐らく肺炎の薬?抗生剤?)薬をもらって帰ってきました。
これで10日ほど様子をみて、もし肺炎だったとしたら肺の影が改善されるはずなので、また後日採血の結果を聞き、レントゲンを撮るために動物病院に行く予定です。
肺がんだった場合、治療をどうしたいか家族である程度話し合っておいて下さいとも言われたので、帰りの車できなこといろいろ話をしました。
やはりきなこと私は話し合うまでもなく、なんとか手術をして欲しいとか、抗がん剤治療をしよう、という選択肢はありませんでした。
レントゲンを見て手術は無理だとわかったので、手術はしない。(医師も無理だと思うと言っていた)
かりに手術ができたとしても酸素を常にしないといけない状態では、活動がしにくくなったりストレスになるし…。
抗がん剤は辛すぎると思う…。
ただでさえ犬は言葉が話せず、意思表示が難しいうえに、食べることが大好きなアトムにとって副作用の吐き気などがあることは最大のストレスになり辛すぎる…。
あとは獣医師が言うサプリメントみたいなもの?は飲むか飲まないかはわかりませんが、とにかく人間でいう緩和治療を重点的にしてもらいとにかく苦しみをとってあげたい。
ただただその一心です…。
もちろんいろんな考えの飼い主さんがいると思いますので、これはあくまでも今の私たちの想いです。
タイトルに書いたように「がん友ならぬ…」
「がん家族」になりそうです…。(まだ決定じゃないけど)
アトムとにかく一緒に頑張ろ!
じゃないな…
アトムが頑張る必要なんてないんだ…
アトム私たちがついてるからね!
安心してていいからね…。
でも息苦しさをとってあげられるんだろうか…。
つらさを軽くしてあげられるんだろうか…。
あぁ、しばらくは思考がぐるぐるです…。
もう一匹のメスのアリスも心配そうにしています。
(眠いだけかなぁ…?)
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