ここ半年ほどの経過(続き) | 膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

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39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
きまぐれ闘病記ですがお気軽にご覧下さい。

はじめて訪問してくれた方へ

 

私たちの紹介や病気の経過は「プロフィール」にまとめてあるのでごらんください

 

 

 

 

こんちは。

 

おはぎです。

 

台風24号が日本列島を縦断していますが、みなさん大丈夫でしょうか?

 

私が住んでいる東海地方(愛知県)も、雨と風が強まってきました。

 

どなたにも被害がないことを祈ります。

 

 

 

 

ここ数回きなこがあげてくれたブログを含め、久しぶりに書くことでたくさんの人が「いいね!」を押してくださったり、コメントを書いてくださることがとても嬉しく、もっとブログを書こうと調子に乗っているおはぎです。(笑)

 

 

さて、早速前回の続きを書こうと思います。

 

卵巣癌の再発(子宮体部)に対して2018年の1月19日から抗がん剤治療が始まりました。

 

1回目の治療の後副作用としては、吐き気や倦怠感(体のだるさ)がありましたが、膵臓の治療のための抗がん剤の時ほど強いものではありませんでした。

 

翌日には水分や、お粥など食べやすいものもは少し食べられました。

 

末梢神経障害(しびれ)に関しては、出る可能性が高いのはわかっていたので(膵臓の治療の時の経験もあって)事前にリリカを内服していたのでほとんど症状は出ていません。(リリカの効果には個人差があるようです)

 

ただ足の親指だけは感覚がにぶくなっています。

 

関節痛も出ましたが数日でおさまりました。

 

脱毛はありました。

 

治療後2週間ぐらいから始まり

 

これだけあった髪の毛は

 

 

 

 

20日後ぐらいにはみごとにつるっぱげ(こら!言い方)

 

 

 

 

 

 

 

そして一番辛かった謎の腹痛。

 

おそらくイレウス(腸閉塞)になりかけていたのではないかと思われます。

 

そのときの記事はこちらを参照してください↓

 

「TC療法+アバスチン(初回)」

 

 

そして2回目の治療は、1回目の後インフルエンザにかかってしまい、体力の回復を待ち5週間後の2月23日。(通常の治療であれば3週に1回)

 

3回目も白血球(好中球)や血小板の回復を待ち、5週後の3月30日。

 

4回目も同様に6週後の5月11日。

 

 

2回目以降は1回目の後にあったような強烈な腹痛が出ることもありませんでした。(ほっ)

 

骨髄抑制は6年近く抗がん剤治療をしているため回復が遅く、白血球は1470(基準値3300-8600)好中球49.1%、血小板4.7(基準値15.8-34.8)ぐらいまで下がっていました。

 

血小板は簡単に言うと、下がりすぎると血が止まらなくなります。

 

血小板はこれ以上さがると輸血をしなければいけないかもしれないとも言われました。

 

あとは回を重ねるたびに出てきた謎の骨の痛み。

 

通常の副作用にある関節痛は治療後2〜3日で出現し、数日でおさまるというもので大体そのような感じの症状はあります。

 

しかし、私の場合治療後2週間ぐらい経った頃に足首や腰、肩周りの関節、鎖骨、首とそこらじゅうの骨が痛くなり最終的には寝返りもうてないほどの痛みになっていました。

 

歩く姿もペンギンのような感じになっていました。(苦笑)

 

そこで医師に報告して、痛み止めを定期的に飲むことになりました。

 

このような骨髄抑制や骨の痛みや倦怠感が強いことで、医師と今後の治療に関してどうしましょうか?という話し合いをしました。

 

医師と話し合った結果、一旦治療を休薬して、子宮のガン細胞が活発なものがあるようであればまた治療を再開することを考えましょうということになりました。

 

その時点で子宮内膜の細胞の検査をしていました。

 

後日その細胞の検査の結果、やはりガン細胞はあるということがわかりました。

 

そんな経過を経て、痛みがおさまり体力が回復するのを待ち、4回目の治療の後4ヶ月休み、また治療が再開したというわけです。

 

治療を休んでいる間

 

腫瘍マーカーは

 

CA125(基準値26.9以下)

 

5月 27.7 H

 

から

 

9月 80.0 H

 

まで上がってしまいました。

 

再発したガン細胞はまだまだ抑えきれていないようで、治療は続けないといけないということですね…。

 

 

 

9月14日に再開した治療の後は、吐き気や倦怠感が強くなっており、水分をとるのもなかなか大変でした。

 

休薬している間に髪の毛がまた生えてきてこんな感じになっていましたが

 

 

治療を再開したので…

 

 

みごとにつるっぱげに逆戻りです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日お風呂で髪の毛をあらったらまた一気に髪が抜けたので、きなこを呼んだらまた大笑い。

 

「おかえりぇ〜」って。(笑)

 

そしてまた今回もみすぼらしくちょろっとだけ残った毛を剃ってもらいました。

 

 

お風呂から出てきなこの子ども達に頭を見せると、「リニューアルだね」って言われました。(笑)

 

 

 

 

そして昨日あたりからまた骨の痛みが出始めています…。

 

 

 

 

 

 

ではでは恒例の内容とは関係ない写真を。

 

以前にきなこが書いていたと思いますが、私たちは今「御朱印集め」にはまっています。

 

*「御朱印」(ごしゅいん)とは…寺院や神社に参拝した証(あかし)として授け与えられる印影。朱印。

 

 

 

それぞれこんな感じの↓お気に入りの御朱印帳を買って、寺院や神社をまわっています。

 

おはぎの御朱印帳

 

 

 

 

きなこの御朱印帳

 

 

 

 

よくある御朱印はこういった感じの墨で書いた文字と朱印なのですが

 

 

 

 

 

 

 

私たちは絵を書いてくれる御朱印を探し


こんな感じ↓の素敵な御朱印を求めて遠出することも多いです。

 

 

 

愛知県新城市の龍岳院(りゅうがくいん)

 

 

 

 

名古屋市北区の別小江神社(わけおえじんじゃ)

 

 

 

 

 

 

愛知県津島市の龍渕寺(りゅうえんじ)

 

 

 

 

 

なかでも私が特に気に入っているのがこちら

 

同じく津島市の牛玉山観音寺(ごおうざんかんのんじ)

 

完全予約制で、目の前で筆やブラシやペットボトルのキャップまで、いろんな道具を駆使してスラスラとものの15分ぐらいで書いてくれます。

 

本当にみごとです。

 

 

この時は自分がガンを患っていること伝え、リクエストをして書いてもらいました。

 

真ん中が病気を治してくれる仏様「薬師如来」(やくしにょらい)で、左手には薬壷を持っています。

 

右が日光菩薩(にっこうぼさつ)左が月光菩薩(がっこうぼさつ)。

 

例えると薬師様が医者で、日光菩薩が日勤の看護師、月光菩薩が夜勤の看護師といった感じです。

 

今は御朱印集めがブームとなっていて、こういった手の込んだものは書いていただける日にちや時間が決まっていたり、予約や人数制限があったりするところも多いです。

 

この観音寺の御朱印も今はもうリクエストには答えてもらえず、決まったものしか書いていないそうなのでおそらく2度と手に入らないかもしれないので、大切にしたいと思います。

 

書いてくださった副住職も、これはなかなか書かないものなので写真を撮らせてくださいと言って、ご自身でも写真を撮っていました。(今は御本尊である不動明王と観音菩薩の絵の御朱印を書いているみたいです)

 

 

 

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