TC療法+アバスチン(初回) 後編 | 膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
きまぐれ闘病記ですがお気軽にご覧下さい。

はじめて訪問してくれた方へ

 

私たちの紹介や病気の経過は「プロフィール」にまとめてあるのでごらんください

 
 
 
こんばんは、おはぎです。
 
いつも「いいね!」や心のこもったコメントをいただき、ありがとうございます。
 
 
前回続きを書くと言って、だいぶ日にちがあいてしまいましたが、続きを書きますね。
 
日にちが経ちすぎてちょっと記憶が薄れているので、多少の記憶違いがあるかもしれませんがご了承下さい。
 
 
卵巣癌の再発に対して行われた抗がん剤治療のTC療法+アバスチンを初めて受けたあと何日も続いた謎の強い腹痛。
 
検査をしても原因がわからず、おそらく軽いイレウス(腸閉塞)だったのではないか…。
 
という答えのない症状。
 
治療を受けた日も診察の直前に便は出ており、治療後も当日(次の日だったかも)も便が出たので、自分の中ではイレウスではないのかも?と思っていたのですが…。
 
いろいろ総合的に考えた結果(私の見解も含まれています)
 
1つは、抗がん剤治療の点滴で薬剤を点滴するまえに吐き気止めの点滴をするのですが、その副作用として「便秘」があるので、そのため腸の動きが弱くなったのか…
 
もう1つは卵巣(のみ)を手術で摘出しているので、癒着などがありもともと腸の動きというか、流れがスムーズでない可能性があるのか…
 
ということが考えられます。
 
もしかしたら他に何らかの原因があるのかもしれません。
 
 
が、自分の中ではあまり納得ができないというか、しっくりはきていません。
 
抗がん剤を入れるまえの吐き気止めの点滴は、膵臓癌の抗がん剤治療のときにも同じようにずっと使用していたので、ここにきてこんな急に同じ点滴で副作用が出て、あれほどの痛みが出るほど腸の動きが弱くなるものなのか…?
 
卵巣摘出の手術の際には、全く癒着はなく卵巣はつるんととれた、と医師からは聞いているので、手術後の癒着は全くないとは言い切れないけど、そんなイレウスになりかけるほどのものがあるのか…?
 
 
と、結局どんなに考えても答えは出ませんでした。
 
 
それでもおそらく何らかの原因があり、腸の動きや流れがスムーズでなくなり強い痛みが出たのではないかと考えるしかないので、とにかく次回からはできる限りの対策をねるしかありません。
 
*おそらく同じ治療をしている方でもこのような症状が出る方は、あまりいないと思われますので、あくまでも今回の私の場合の症状を書いているだけですのでご了承下さい。
 
 
そして、強い腹痛が出て病院に行ったあとは、数日かけて徐々に痛みは軽くなっていきました。
 
その間は吐き気はそれほど強くなかったので、とにかく消化に良いものを心がけ、おかゆなどを中心に多少無理して、少しづつ食事を摂るようにしていました。
 
 
 
その他の副作用は
 
筋肉痛・関節痛に関してはおそらくあったように思うのですが、腹痛が強すぎたので多分それほど感じなかったのだと思います。
 
そういえば数日後に筋肉痛・関節痛があったような気がする…、という程度。
 
手足のしびれに関しては、全くありませんでした。(徐々に強くなるので今後回数をかさねていくとでてくることはあると思いますが)
 
一応、膵臓の治療のときに一時期しびれがあり医師の配慮で早い段階で「リリカ」という内服を継続して飲んでいたことがあり、あまりひどくならなかったことがあったので、今回も初めから「リリカ」を処方してもらい内服しています。
 
リリカがしびれに効くという根拠というか、効果は証明されていない(?)ようなのですが、私の場合は効いているのではないかと思っています。
 
早い段階で(しびれが出るまえに)内服しているのも良いのではないかと勝手に想像しています。
 
*一応参考までに、「リリカ OD錠 75mg」を寝るまえに1錠内服しています。
 
 
あとは、脱毛
 
これは治療後2週間ぐらい経つと始まると言われていますが、私の場合は10日後頃から頭皮がピリピリと痛くなり、脱毛が始まりました。
 
そして治療後2週間ちょいで髪の毛はほぼ全て抜けました。
 
生え際のあたりと、うず(?)のあたりだけちょっぴり残ったのですが、その少しの毛が残っていることで余計にみすぼらしく(苦笑)見えたので、きなこに全部剃ってもらいました。
 
つるっぱげに(笑)なったのでさっそく友人などにラインで写真で見せると、「頭の形がいいねぇ〜」とか「瀬戸内寂聴みたい」と言われました。(笑)
 
そして、全部ではありませんがあそこの(どこ?)毛も結構抜けました。(報告いらない?)
 
抜け始めた頃は、お風呂で髪の毛を洗うと結構な量の毛が抜け落ち、排水溝にはたくさんの毛がたまってしまい、もう抜けないだろうとお風呂からでて、ドライやーで髪を乾かすと、さらに毛がたくさん落ちてくる感じでした。
 
それでも抜けてるわりには、パッと見はそれほど目立たず、わからない感じでした。
 
つるっぱげに(こらこら言い方!)なった日は、頭を洗うと「ボトッ!」と音をたてるほどの髪のかたまりが落ち、あぁこれは全部いくなぁとわかり、自分で軽くひっぱったら案の定いっきに全部抜けました。
 
お風呂場から叫んできなこを呼び、つるっぱげになった様子を見て二人で大笑い!
 
きなこは私の頭を見て(悲しい気持ちもあったのだと思いますが)泣いたり笑ったりしながら、ちょっとだけ残った髪を剃ってくれました。
 
私は鏡を見るたびに笑えてきて、二人でお風呂からでてからも、数日経ってもしばらく笑っていました。
 
そして記念撮影。(笑)
{030F8FE8-5F07-4023-A151-9CA26815D697}



こちらは抜ける前(抜けることはわかっていたのでショートカット)
{D2DED178-3812-45D0-B860-D4A1D30DFC6F}

 
 
つるっぱげになって初めてわかったのですが、髪の毛がないと頭が寒いことといったらありません!
 
夜布団に入っても体は全部布団に入っているからいいんですけど、頭が寒すぎて眠れませんでした。
 
最初の日は、とりあえず近くにあった誕生日プレゼントにもらった小さなブランケットをかぶってやっと眠ることができました。
 
髪の毛っていろんな意味で頭を守っていてくれたんですね〜。
 
 
 
あとは、骨髄抑制(白血球・好中球減少)
 
2回目の治療は3週後の予定でしたが、どの程度白血球などが下がってしまうかの確認で、2週後に採血と診察がありました。
 
治療後2週間で
 
白血球 (基準値3300-8600)
    2050 L
ちなみに治療前は
    3370でした
 
好中球 54.1
治療前は83.1%
 
好中球は白血球の中に含まれているものなので
 
白血球2050に対して54.1%ということは、だいたい1100ぐらいあるという計算になります。
 
 
そして1回目の治療の3週間後の2月9日(金)に2回目の治療が予定されていました。
 
白血球 (基準値3300-8600)
    1910 L
 
好中球 78.0
 
あれ?さらに下がってる…
 
 
通常は抗がん剤治療による白血球減少は1~2週をピークに3~4週で回復するって言われてるんですけど、やっぱり私の場合は膵臓癌の治療で5年もやり続けてるから、回復に時間がかかっているのだと思います。
 
 
が、しかし…
 
この2回目の治療の前日熱がでてしまいまして、翌日(治療の予定日)診察を受けたのですが(もちろん治療は延期)念のためインフルエンザの検査をしても結果はマイナス。
 
熱が下がらなければ近所のクリニックなどでいいので、インフルエンザの検査だけ行ってください と言われていたので、翌日も熱が下がらず近所のクリニックに行き検査してもらった結果、インフルエンザAでした。
 
ということで2回目の治療は、解熱と体力の回復を待ち2月23日(金)に行いました。
 
結果的には1回目の治療後5週間あいたことになってしまいました。
 
 
 
2回目の治療後の様子はまた次回に書きたいと思います。
 
 
 
 
 
コメントのお返事がまだ書けておらず、申し訳ありません。
 
今しばらくお待ち下さい。
 
 
 
 

日本ブログ村のランキングに参加しています。

膵臓癌の方のブログなども見ることができます。

興味がある方は是非どうぞ。

にほんブログ村 病気ブログ すい臓がんへ
にほんブログ村