18コース | 膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

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39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
きまぐれ闘病記ですがお気軽にご覧下さい。

こんばんはショック

今日から18コース目のFOLFIRI療法が始まりました。

主治医の先生と今後の治療計画について話しました。
おはぎは4年抗がん剤治療を継続しています。
副作用の骨髄抑制もしっかり出るようになりました。
最近は3週間に一度の治療はほとんど困難で4週間でも厳しくなってきています。今回も前回も5週開いています...。
17コース目でイリノテカンの量を90mgへ減量したのですが、白血球の戻りは遅いです。
さらにイリノテカンを減量してコンスタントに3週に1度で投与するのか、もしくはこのままの投与量で4週に1度確実に投与するか。難しい選択です。

おはぎはTS-1を内服している時から涙が止まらず、特に外の風に当たると涙が酷かったです。最近は涙は少し軽減していますが、眼脂(目やに)が酷い状態が続いています。先日眼科で涙道の検査をしたのですが、両目共上下の涙道は細く硬くなり細い針も通らない状態になっていました。

これは、涙の中に抗がん剤が排出されることが原因と言われています。
「流涙」は涙の通り道である「涙道」が狭くなったり、塞がることにより発現します。障害を受ける所は、涙点(るいてん)、涙小管(るいしょうかん)、涙嚢(るいのう)、鼻涙管(びるいかん)で、特に涙小管は太さが1mm なので、塞がりやすい所です。
涙道が狭くなったり塞がってしまうと、涙が涙道を通って正常に鼻に抜けないため、涙が眼からたえずこぼれ落ちるという現象が起こります。
涙道が詰まると眼が洗い流されない状態になるので感染し易く眼脂が出ます。
「視力低下」や「眼の痛み」、「羞明」は角膜の炎症やびらん、潰瘍などの角膜の障害により起こります。
一時的な症状か持続するかなどの詳細なことは解明されていませんが、放置しておくと視力低下など重篤になる可能性があるんです。

おはぎの状態は良い重篤な状態の一歩手前の涙道障害です。
涙道に細いカテーテルを通して流れる道を作れたらいいのですが、おはぎはそのカテーテルさえ挿入することも出来ないので、対処療法として抗生剤の点眼薬を定期的に挿すしかありません。
この状況を伝えると、今後は5-FUの減量も考慮しなければいけないという事になりました。

まぁ今回は現状維持の投与量で投与する事に決めて、4週開ける事にしました。
また来月話し合う予定です。
12月のCTの結果次第で、卵巣がんの治療にスイッチしなければいけない可能性もあるので、次もこのままの投与量で継続する事に2人では話し合って決めました。
もちろん主治医の考えもしっかり聞いて決断する予定ですが、CTの結果が出るまではこのままでいきたいと伝える予定です。

涙道障害はまだ認識されていない眼科医が本当に多く、専門に学習されている医師は少ないですがいっらしゃいます。因みにおはぎの通う眼科医は抗がん剤の副作用というのは理解されていません。
専門でされている眼科医もいらっしゃるそうです。
おはぎと同様の症状で辛い思いをされている方がいらっしゃいましたら1度↓でお近くの眼科を検索してみて受診してみてくださいね。
(日本涙道・涙液学会HP)

なんでも我慢せずに早めに専門医に相談されることが一番です。まずは主治医に相談することは忘れないでくださいね。

おはぎも今後専門医に受診するか検討していこうと思います。

さてさて、今日からおはぎが家事できない分やる事山積みですアセアセ
おはぎが治療を頑張っているので私も負けていられません。頑張りますショック
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頑張ろうね、おはぎウインク




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