やっと出来ました17コース目 | 膵臓癌と闘うおはぎときなこのブログ  絶対3%に入ってやる!

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39歳で膵臓癌と告知されたおはぎとその親友きなこのブログです。
2人とも看護師ですが、おはぎは患者さんの立場になり、きなこはその家族のような立場になりたくさんのことを学びながら日々格闘しております。
きまぐれ闘病記ですがお気軽にご覧下さい。

こんばんはぶー
きなこです。

おはぎは本当に頑固で、発熱した時は入院セットを準備して何度も病院に行こうとしましたが、頑として動かず....
もう病院に連れて行けない自分が情けないというか...苦しくなって毎日のように泣いていました。泣くくらいならなんとかして連れて行けよ!と言い聞かせたけど「入院は絶対に嫌。大丈夫。絶対大丈夫。」という根拠のないこのおはぎの発言でどうにも出来なかった...
解熱剤で熱を下げて下がっている間にびっくりするくらいご飯を食べていました。
抗がん剤治療中の発熱はとても危険です。
好中球減少しているため易感染状態にあり、悪化しやすいんです。
命に関わる事だし絶対に病院に行かなければいけません。
このブログを読んでいるみなさんは絶対に病院に行って下さいね。

受診時に主治医はもう呆れかえってましたが...
おはぎの入院したくない気持ちを理解した上で、本当に危険である事を優しい口調で話し、次はちゃんと病院に来て欲しいと。
病院中のおはぎに関わってくれている看護師さんたちに言いふらし、沢山注意してもらいました。
「次はちゃんと来ます」とバツが悪そうにみなさんに約束していました。

主治医は、「4年近く抗がん剤やってるんだもんね。復活するのに時間がかかるのはしょうがないね。もう少し慎重に抗がん剤の投与量を調整して身体に負担が少しでも少なくしてあげなくちゃいけないね」と今回は減量して17回目のフォルフィリ開始です。

「僕の中でこんなにも長く膵癌で抗がん剤治療してる人がいないから…毎回何かある度に治療方針を考える時はその度カケだった。腫瘍マーカーも画像も問題ないし、まだまだ頑張れるね」としみじみ言う主治医の言葉に胸が熱くなりました。

毎回手探りで、おはぎも私も悩み苦しんできた3年11ヶ月。病態が悪くなる度に落ち込み、話合い、涙して...また良くなると笑って。短かったようで長い長い時間でした。
命を繋いで苦しい治療に耐えてこられたのも、主治医を始め、おはぎの両親、お姉さん、友達、私の母や妹夫婦、兄夫婦の支えがあったからこそだと思うとしみじみとしてしまいます。

私の同僚はいつも「おはぎさんは治りますよ。私の直感当たります。おはぎさんにはこの世でまだまだやらなくてはいけないお役目があるんです。」といつも言ってくれます。その同僚の直感は本当に鋭くてドキッとする事がいっぱいあるので、私はこの直感を信じているんです。
お役目が今は何かわからないけれど、命ある限りおはぎはそのお役目を果たさなければいけないので「わぁ大変だ。」と笑ってます。

治療が出来る事に感謝して、支えてくださるみなさんに感謝して17コース目に立ち向かいます。



ちょっと心配な事も....
右の鼠径部辺りにしこりのような腫瘤があります。
痛みも少しあるようです。
主治医にも隠さず今日は話してきました。
触診もして、以前の画像も再度確認しました。
画像上以前からあるようです。
大きくなっているかは現状ではわかりませんが、今後経過を見て12月のCTも早めるかもしれません。でも今のところ気にしすぎずに過ごす事にしました。

私もちょっと調子が悪くて、とても疲れやすくてその疲れが取れる事がありません。
心配な事もあるので、おはぎが復活したら癌検診に行ってきます。ここで倒れるわけにいかないのでニヤリ

さてと気合入れて頑張るぞ!おはぎウシシ



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