みなさんにたくさんのご声援の声をいただきました、講演会。
無事に終えることができました。
一応雰囲気だけでも…
私、泣いてしまいました。
泣いたというか、泣きすぎました。(汗)
結構早い段階で、泣き始めてしまいそこからしっかり泣きやめず、鼻水も止まらず、でもとにかく原稿を読んで進めなきゃ、止めてはいけないという思いで、必死に続けました。
まさか自分がここまで泣いてしまうなんて想像もしていませんでした。
普段はきなこのほうが断然泣き虫で、講演前もきなこが「私泣いちゃうかもー」なんて言ってて、「ちょっとぐらい泣いたっていいじゃん」なんて言ってたのに、まさか自分が泣くなんて…。
泣きながら話したこともあったので、予定してた時間より長くなってしまって…。
原稿を書き始めるまでは、1時間もしゃべることあるのかなぁ?なんて思ってたんですけど、いろいろ書いていくうちに1時間ではおさまらないことがわかってきました。
何度も書き直したり、削除したりを繰り返しました。
数日前からほぼ徹夜になるほど、没頭しました。
でも寝ないと次の日眠くて仕方がなくなるので、寝るようにはしていました。
それでもさすがに前日は徹夜になっちゃいました。(自業自得)
きなこは少し仮眠をとりましたが、それでも家を出発する時間ギリギリまでやっていました。
スライドというかパワーポイントというソフトを使って図やグラフや写真や文字を書いて、見ながら発表するので、それを作るのも時間がかかりました。
なんとか一通りつくりあげることができ、無事に終えることができました。
いつもブログを読みに来てくださる方、ガンと闘っている方々、その家族周りの方々の思いも込めて、気持ちを伝えました。
それでも、もっともっと伝えたい気持ちもあったような…。
講演会では学生さん120人と、私の友人、もうここの病院は辞めている上司や後輩、現職の看護師も何人も聞きにきてくれました。
こんな機会を与えていただいたことに、本当に心から感謝しました。
私なんであんなに泣けてしまったのか考えたんです。
始まる前にパッと学生さんの様子を見た瞬間に、学生さん達の眼差しというか、姿勢に驚いたというか、感銘してしまったんです。
全員ピシッと姿勢をただしていましたし、みなさん本当に真剣な眼差しだったんです…。
なんだかそれまでは、それほど過度に緊張はしていなかったんですけど、なんだか一気に緊張したというか、気が引き締まったというか、不思議な感覚に襲われました。
自分の学生時代を思い出しても、そこまできちんとしていなかったと思うんです…。
今の若い方達は、いろいろ言われるとは思いますが、私はすごいなぁ、とおもいました。
講演の最後に素敵な花束を頂きました。
私は親しい友人とごく一部の人にしか病気のことを伝えていなかったので、学校だけでなく病院にも今回の講演会のお知らせがまわって、たくさんの人に私の病気のことが知らされました。
みんな驚いていたそうです。
心配して一緒に働いていた後輩がかけつけてきてくれました。
今日はビデオを撮ってくれた友人がビデオを持って家に来てくれたので、3人でビデオを見ました。
ケーキまで持ってきてくれたので、早速いただいちゃいました。
やっと、ほっとできる時間がきましたが、もう明日は抗ガン剤治療の日です。
今日は前日採血に行ってきました。
実は今回のは講演会があったので、わがままを言って、治療を1週間延ばしてもらいました。
あぁ、また憂鬱な時間があっという間に来てしまいました。
がんばるか…。
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