こんばんは

今日もごめんなさい...きなこです

今日はおはぎの更新が出来るんじゃないかと思いましたが、まだ頭がクリアではないようで、考えをまとめることや、それを打つことが、疲れてしまって出来ないようです。
朝から、体育祭の代休だった上の娘と一緒に、おはぎの体拭きのために、病院へ行きました。
比較的いい顔をしていたので、安心しました。

実は昨日の夜痛みが強くなって、眠れなかったようです。
昼間は周りも賑やかだし、太陽の光もあってか、気持ちを紛らわすことも出来るのですが、夜は静けさで、痛みに気持ちが集中してしまうようです。
硬膜外麻酔(背中から入れる痛み止め)もあまり効いていない感じで、8時間毎で飲んでいるロキソニンを少し早めに飲んでみたけど、なかなか効果がなくて、オキノームを追加で飲みました。
それでも痛みは続き、どうにもならないから、気持ちを紛らわすために、私にLINEが来ました。
夜中までたわいもないことや、病気についての話しをしてやり過ごしていたので、心配だったんです。

朝方、ようやく眠れたと報告してくれていたけれど、朝もオキノームを飲んでいたので心配でした。
担当の看護師さんに、(今日はとても忙しそうだったので)私が洗髪と体拭きをする事を了解してもらいました。
背中の硬膜外麻酔のカテーテルが抜けていないか、確認を毎日するのですが、テープについているガーゼに濡れている跡が...
ズクズクな感じです。

漏れているところのフチに、マジックでマーキング(しるし)して、お昼まで様子を見ることに。(濡れている跡が広がっていかないか)
そのあと起き上がってみると、Tシャツの背中が、明らかに濡れている痕跡を発見。

直ぐに看護師さんに報告して、硬膜外麻酔のカテーテルをクランプ(閉じる)してもらいました。(これ以上入れ続けても、漏れて濡れるばかりなので)
今日は婦人科の医師が全員手術に入っているので、主治医が病棟に上がってくるまでそのまま待つことになりました。(硬膜外麻酔のカテーテルは、看護師では抜く事が出来ません)
「だから昨日痛かったのかな...また痛いのかな」と不安気なおはぎ。(硬膜外麻酔のカテーテルが漏れて、薬液が体に入っていなかったから)
硬膜外麻酔は、腰椎の9番目から10番目の間にカテーテルを挿入して、麻酔薬を1時間に5ml程度のスピードで注入して、痛みをコントロールしているものです。
神経ブロックのようなものです。
だからおはぎの場合下腹部にはよく効いていたけれど上腹部の創には効果がなくて痛みが強かったんですが、抜けてしまっていたので、今日からは下腹部も痛みが強くなるのではないかと不安だったようです。
膀胱留置カテーテルも、長く入れていると排尿障害を起こす可能性があるので、おはぎは今日抜去しました。
尿量チェックもあって遠いトイレまで歩くことに。
歩かなければいけないのは分かっていても、痛みが強くなるのではという不安もあって、葛藤しているようでした。
頻尿で、1時間おきのトイレ歩行。
起き上がる時の痛みに耐えながら、頑張っていました。
そんな中でも、洗髪はとても爽快感が得られたようで、少し痛みも紛らわす事が出来ていたようです。
夜になって、今日は身の置き場のない倦怠感がおはぎを襲っていたようです。
今はオキノームを飲んで落ち着いているようです。
手術後の痛みや身体の変化を上手くコントロールする事は本当に難しいですね。
そうそう、お昼から五分粥になりました。
朝(まだ三分粥)↓
昼(ここから五分粥)↓
夜↓
夜ご飯のおかずの盛り付けが素敵でした。
病院食は味気なく、治療食は特に味気もないものが多いです。それを少しでも美味しく満足してもらえるように、栄養士さんや、調理されている方々の努力に頭が下がります。
ハートがちょっとオタマジャクシに見えてしまうのが残念でしたが、感動しました。
術前に、お粥が美味しくないとずっと言っていたので、術後はご飯のお友を持って来ると約束していたので、今日購入し持って行きました。
持って行くとニヤッと笑って喜ぶおはぎ。
「見つかって怒られると嫌だから、隠しておいて」と命令するおはぎ。
真面目で案外小心者です。

痛みや倦怠感と闘う中で、小さな幸せって絶対に必要だと思うんです。
ご飯の友とお粥を食べながら「美味しい」と言って笑うおはぎの姿を見られて良かったです。

おはぎの卵巣が5kgあったことは書いたと思うんですが、実は捻転(卵管がよじれて卵巣が捻られてしまう)していたそうです。
普通ここまで大きくなった卵巣が捻転(ねんてん)している事は、珍しいそうです。
捻転すると卵管で血管しばられ、卵巣に血液が回らず壊死してしまうそうです。
この時に、ものすごい激痛を伴うので、そこで発見されて治療されます。
おはぎは、卵管のよじれた血管が異常に発達していてつまることもなく、卵巣に栄養がしっかり行っていたようです。
思い起こしてみると、フェントステープを増量して臨時で受診した頃の痛みは、下腹部の激痛でした。
そのあとのCTの画像は、(右)卵巣の位置がかなり変化していたので、そこでもう少し私が主治医に調べて欲しいと伝えていたら、こんなに苦しい時間をおはぎにさせることもなかったのかと思うと、1番近くに居ても本当に役立たずだと、情けない気持ちでいっぱいになり、おはぎに昨日謝りました。おはぎは「きなこは何も悪くない」と。

もう少し小さな時に取っていれば手術創は小さくて、痛みもコントロール出来ていたのではないかと思うと、申し訳なくて、どうにもならない気持ちになりました。
若干、鬱状態の私。
文章が支離滅裂で読みにくいかも。(読み返す気持ちになれません)

いい方向に向かっているのに、おはぎの辛い姿をみると、どうしても自分を責める事でしか立っていられない自分が、いい加減嫌になります。
辛いおはぎを、さらに苦しめる私は何者なんだと自問自答する日々ですが、おはぎの頑張る姿を見続けること、自分に今できることを探し続ける事で、少しずつ気持ちの整理をして向き合う中で、凹んだ気持ちを立て直すんですけど、今回はちょっと時間がかかりそうです。
明日は点滴も終了して、繋がれていたものが全て取れます。ご飯もお昼からは全粥食へUPします。
痛みもロキソニンとオキノームで、上手にコントロールしていけたらいいなぁ、と願うばかりです。
おはぎが少しでも楽に過ごせて、おはぎらしく、一歩一歩人生を歩めますように。
先輩から頂いた可愛いお花。
無機質な病室を華やかで癒される空間にしてくれます。
その向こうで携帯を見てるおはぎ。
明日が充実した1日になりますように。
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