2024年3月25日16時00分、天秤座で満月になりました。
今回の天秤座満月は、第1ハウスの天秤座5度にあります。第1ハウスを個人として見る場合、本人の生まれた時点から幼少期の環境やその状況、それらによって決まる性格や体質、健康、容姿などをあらわし、社会として見る場合は国民や住民、国民性、国民の状況などをあらわします。第1ハウスの天秤座5度を社会として見てみると、政治や経済においていろいろと極端になっているものや対立しているものに対し、バランスを取っていくような動きも見られることを示唆しています。
また、この満月は第5ハウスにある水瓶座の冥王星1度と双子座にあるMCとトライン（120度）という三角形を形成しており、さらにこの三つの星座（天秤座、水瓶座、双子座）はすべて風のエレメントであるため、風のグランド・トラインを形成していることとなります。さまざまな情報が飛び交うなか、分野に偏りなく、いろいろな人と交流してコミュニケーションを取っていくと、新しい風が吹き、自分自身の状況が大きく変化するでしょう。ここで大切なのは、あれこれ考えず、直感で動いてみることです。天が必ず味方をしてくれます。
振り返ってみると、2023年の3月23日に冥王星が水瓶座に移動しました。冥王星はこの年の3月から6月にかけてと、2024年の1月から9月にかけての二度にわたるプレ水瓶座期を経て、11月20日に水瓶座へ完全に入ります。ここで19世紀から約200年続いた土の時代が終焉し、本格的な風の時代が始まります。
いや～本当に凄いことが次々と起こりそうですね～
パンデミック騒動や電波障害、地震や水害などの天変地異が起こるのも、こうした本格的な風の時代に入るための通過儀礼なのです。土の時代に作られたものを一掃するために、いろいろなことが容赦なく自然に起きる（あるいは人為的に起こされる）ことでしょう。
上下がひっくり返ってしまった天と地の関係を正常化させ、光と闇、善と悪……といった二元的な偏りをすべてリセットする時期に差しかかっているのは間違いありません。今あるものはすべてなくなる、というくらいの心つもりで、新しい時代を迎える準備をしましょう。今年は風が吹き荒れますよ～
