二つの生命形態とアセンションの関係 | アカシックレコードの世界

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The Knowing Way Japan (旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のつれづれ日記です。音楽家としても活動中です♪

森の中の湖 背景イラスト(yosei)

 

 

ゲリー・ボーネル主宰ノウイングスクール

アカシックレコード専科コース

2014年8月8日(金)13時~の講義より
 

 

ゲリー・ボーネル:

アカシックレコードには生命の起源に関する基本情報がいくつか記録されています。この宇宙における始まりの瞬間に、二つの生命形態が生み出され、それぞれヴォイド(虚空)の中に完全かつ自由に解き放たれました。

 

一つ目に生み出された生命形態は「意識」です。単体の分子である「意識」は、純粋なエネルギー場に包み込まれているため、創造主から完全に独立して存在することができます。私たち人間はこの純粋なエネルギーのことを「思考エネルギー」(thought energy)または「エネルギー」と呼んでいます。意識と純粋な思考エネルギーが合わさると、そこに第三の特性である「聖なる衝動」(Devine Urge)が生じます。アカシックレコードでは、この「意識」「思考エネルギー」「聖なる衝動」が合わさったものを「第一次存在」または「トライアード」と呼ばれています。これは日本では「魂」と呼ばれているものです。トライアード(第一次存在、または魂)は永遠不変のもので、たとえ創造主であっても修正したり変更したりすることができないものです。私たち人間ひとりひとりが持つトライアードソウル(魂)はこの宇宙における創造主の一つの分子と考えられています。創造主が自らの最初の創造物として自分の無数の分子をヴォイド(虚空)の中へと解き放ったものです。

 

二つ目に生み出された生命形態は「進化するエネルギーの基本形体」です。これは、最終的に物質を形成するひも状のエネルギーの構成要素である素粒子よりも小さなエネルギーです。これらの粒子は非常に小さいため現代の科学技術では検出することはできません。この単体の粒子は意識エネルギーの単一分子から成るものですが、思考エネルギー(thought energy)の場には包み込まれていません。この二つ目の生命形態は、アカシックレコードでは、「ダイアード」または「進化する感覚意識」(awareness)と呼ばれています。

 

私たち人間存在とは、この「トライアード」(魂)と「ダイアード」(進化する感覚意識)という二つの存在が物理的な肉体に宿っている状態を言います。物理的な肉体は、この地球という星において、最初に単細胞の存在から始まり、長い時間を経て、現在の複合的な細胞の存在にまで進化してきました。ですから物理的な肉体は地球という場所と深いご縁を持っています。

 

受講生:

二つの生命形態とアセンションの関係について説明してください。

 

ゲリー・ボーネル:

私たち人間は、病気や事故、老衰といったもので死を迎えます。しかし、それ以外に、トライアード(魂)とダイアード(進化する感覚意識)という二つの生命形態が、葛藤するのではなく、互いに協力的になり、よく取り組むことで、完全に統合することができたとき、肉体を形成していた思考エネルギー(thought energy)がアセンション(次元上昇)します。そうすると、ダイアード(進化する感覚意識)はさらに拡大し、トライアード(魂)の周波数の領域にまで到達します。そしてエネルギーがキラキラと輝き、光となります。このように、ダイアード(進化する感覚意識)がアセンションすると、アセンションの周波数に合った肉体をみずから創造します。そしてそのみずから創造した肉体がさらにアセンションしたとき、それは完全に地球で誕生した魂ということになります。これはボーディ・サットヴァ(菩薩)と呼ばれている存在であり、預言者モーセのように海を二つに分けるといったさまざまな奇跡を起こすことができるようになります。

 

このアセンションについて女性の妊娠で説明してみましょう。ボーディ・サットヴァ(菩薩)とは、女性のおなかに胎児が宿っているとき、その胎児の父親が自分自身ということになります。わかりますか…?母体にはもともと卵子がありますが、その卵子を使って妊娠させたのも自分自身ということです。そして、その女性のおなかに宿った胎児が産まれたとき、その赤ちゃんは完全に純粋な肉体(完全に純粋な存在)となります。このようにダイアードは、自分自身が創造した肉体をアセンションさせることで、トライアードと同じ存在、つまり永遠不変の存在となります。魂はアセンションしません。なぜなら魂は最初から永遠不変の存在だからです。

 

アカシックレコードには、アセンションすることを目的として女性を妊娠させることについても記録されています。人間は妊娠と出産で新しい肉体を生み出します。通常は、精子が卵子を突き破るときの特殊な音(周波数)を信号として卵子が分裂し、それと同時に二つの生命形態であるトライアードとダイアードが入ってくるという仕組みになっています。しかしアセンションの場合はそうではなく、卵子はありますが、精子が卵子を突き破る音(周波数)はありません。また、アセンションすることを目的として女性を妊娠させた場合、父親のDNAはなく、母親のDNAしか持ちません。

 

新約聖書のヨハネによる福音書(第10章・第30節)に、イエス・キリストによる次の言葉が記されています。

 

「私と父はひとつである」

 

イエス・キリストのダイアード意識は、ひとりの女性(後の聖母マリア)を妊娠させ、その女性を通して自分自身を生み出しました。つまり、イエスの母親はマリアであり、イエスの父親は自分自身ということになります。

 

 

弟子たちを待つキリスト(絵礼)