目に見えるもの、測定できるもの、計算できるもの…。私たちは、このような外側にあるものだけを現実として社会を作り、その「できる」「できない」といった評価をつけて生きるように仕向けられています。そうすると、目に見えないもの、霊的な世界があることを否定し、物質的な世界の中で競争を勝ち抜いた人だけが高いところに登っていくように設計された世界が続きます。しかし、太陽の光や石清水によって育まれた森林に目を向けると、そこには聖なる樹木があり、自然界のさまざまな精霊、樹木の精霊たちが、私たち人間を真に心地よく、そして幸せに過ごせるように、静かに佇んでいます。
ラーチは、古くから聖なる樹木として崇拝されてきた針葉樹です。非常に個性的で、寿命も長く、極寒の気候でも負けない、非常にたくましい木でもあります。天の光を求めるかのように北はツンドラ地方にまで進出するこの樹木のお花のエッセンスは、私たちに「大胆」という力強さを惜しみなく与えてくれます。
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ラ―チが秘めている魂は、自信です。
●ラーチの性質がマイナスに現れたとき
あることについて、自分には無理だと思ってやらない人がいます。その場合、同じことを他の人が行った場合、その人を羨ましく思うこともなく、嫉妬することもなく、ただ賞賛します。このような控え目な態度は、他人の目からは思慮深い人や謙遜といった美徳として映ることもありますが、実際は、自分を発展させることに制限をかけているだけです。
ラーチのエネルギーがマイナスに現れている人は、デリケートになっていて、何かを行うことについて、自分の内側に少しでもマイナスの発想が浮かんできたとき、それを克服するための意志の強さがありません。興味深いことに、それを行うための十分な能力があったとしても、自分には自信がないと感じます。
●ラーチの性質がプラスに現れたとき
ラーチのフラワーレメディを飲むことで、自分の内側にゆとりが生まれます。そして自分自身の中にある制限が緩和され、潜在能力を発揮させることができるようになります。そして、これまでと同じく否定的な感情が出てきたとしても、その上で肯定的な見方で物事を判断するようになりますので、どのような状況にも対応できるようになります。
〈参考文献〉
メヒトヒルト・シェファー著「バッチの花療法」フレグランスジャーナル社
メヒトヒルト・シェファー著「魂の植物」フレグランスジャーナル社
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