9年前の4月25日、1600gの女の子と、1800gの男の子とご対面しました。
小さな小さなふたり
周りのみんなから「小さくて可哀想」なんて思いやりの言葉もかけられたりもしたけど
実は、わたし
「可哀想」なんて思ったことは一度もなくて
むしろ、命のたくしまさ!さえ感じていたほど。
命の誕生に、可哀想なことがあるはずはなく
きっと、普通と比べてどうか?とかの次元じゃない。
命の誕生の瞬間から
命とは?に、向き合い
生きるとは?の学びがはじまることを思うから。
お腹がすいたよーー!と、泣いて
おむつ、とりかえてよーー!と、泣いて
抱っこしてよーー!と泣いて
こうしてほしい!を、泣くことで伝えることしかできなかった二人は
9年経った今、こうして欲しい!を、言葉で伝えることができるようになった。
たった9年間ぽっちで、どのくらい、できない!が、できる!になったんだろう?
今の私と9年前の私とを比較してみたら
その何倍!?何十倍!?
きっと比べようもなほど。
親子3人では、はじめてのふたりの誕生日。
「せっかくだからチョー楽しく!」を、テーマに
コツコツ輪飾りを作って(かなり地味作業(笑))、部屋を装飾して
(ご近所さん、一瞬だけごめんね、、騒音。)
クラッカー三連発で「おめでと~~~!」
母の自己満足からはじまった誕生日会は
おかげさまで大変盛り上がりまくりました。
おまけに、子どもの就寝時間の9時に、わたしまで寝てしまい
2枚のお布団で3人でぴったりくっつきながら、朝まで幸せ♪
子どもが成長するにつれ
できていないことばかりが目について
ガミガミ、カリカリすることも度々だけど
生まれてきた瞬間の
「生まれてきてくれてありがとう。」の気持ちを思い出しました。
存在そのものが愛しくて、嬉しくて、感謝だったことが蘇ってきました。
その時の気持ち、来年のお誕生日まで、また忘れちゃいそうだけど
あなたが大切なことに、なんら変わりはないから。
世の中に、こんなにたくさんのお母さんがいる中
わたしを選んでくれてありがとう。
世の中に、こんなにたくさんの子どもがいる中
あなたを選んで、よかった。
生まれてきてくれてありがとう。


