携帯型心電計でわかったこと

2023年11月、かかりつけの循環器内科の医師にすすめられ、携帯型心電計を購入した。なんとその後すぐに、発作が起きて、発作時の心電図を記録することに成功した私は、早速、医師に、心電図を印刷したものを持参した。

 

心電図からわかったことは、私は今も発作性上室性頻拍であるということだ。手術(カテーテルアブレーション)がうまくいかず、発作性上室性頻拍が起きていることが、はっきりと裏付けれられた。

 

とりあえず、何か違う不整脈が見つかったわけではないことに少しほっとした。ただ、カテーテルアブレーション前と発作の症状が違うことがあるのが気になる。引き続き、発作時や胸の痛みや違和感がある時は、すぐに心電図をとり、データを蓄積することにした。

 

 発作は頻繁に起こるように

カテーテルアブレーション前は、ビソプロロールフマル1錠を飲んでさえいれば、日中、発作を起こしたことはなかった。しかし、この半年間、特に2024年に入ってから、発作はわりと頻繁に起こる。これは、薬が効かなくなっているということなのか。ただ、アブレーション前よりも、発作の時間は短い。短いと言っても、1時間から2時間は継続していることが多いので、やはり、外出先では起きてほしくないと強く思う。

 

2024年3月11日、北海道に旅行で行った。

ルスツリゾートに行ってきました

実は飛行機は発作を誘発する要因の一つであることから、少々不安があった。離陸時と着陸時に発作が起きる人が多いらしい。気にしていたからなのか、自宅の最寄り駅から電車に乗ってすぐに、心臓に違和感を感じた。完全な発作性上室性頻拍特有の症状ではないのだが、おそらく発作に違いない。こともあろうか、携帯型心電計を忘れてきた。とりあえず、私は気持ちを落ち着かせる作用のあるジアゼパムを1錠飲んだ。

 

ジアゼパムのおかげで羽田空港へ着く頃には心臓の違和感はなくなっていたが、副作用のせいか、ほわほわ、ぼーっとしていた。ほわほわしながら、飛行機に乗り、そのうち正常に戻り、離陸時も着陸時も発作は起きなかった。

 

帰りは、読書に没頭して、不安を感じることさえ忘れていた(笑)

 

ちなみに歯科の麻酔も発作を誘発するのではないかと私は気にしていた。気にしていたせいか発作性上室性頻拍になって、初めて麻酔をした時は、脈が速くなり、手足から力が抜け、しびれているような感覚になり、どうしたものかとちょっと焦ったが、次第におさまっていった。その後、何回か歯科で麻酔をするうちに、そういった症状はでなくなっていった。

 

飛行機も歯科の麻酔も、おそらく精神的なものがかなり関係していると思う。

 

先月、2024年3月22日(金)、明け方に発作が起きた。みぞおちあたりがギューッとつまる感じだ。心電計で測ると脈は130を超えていた。ベラパミルとジアゼパムを飲んだ。ベラパミルは1錠にしてみた。およそ2時間くらいで楽になった。この時も、ピタッと止まるというより、脈は90台後半になってしばらくしてから70台になった。発作性上室性頻拍らしからぬ止まり方が気になる。

 

現在、少し気になる症状としては、夜寝ている時に、ドンと心臓に違和感がきて、発作がきたと身構えると、正常に戻る。ほんの一瞬だ。それは、寝た直後のことが多かったが、そのうち、起きている時にも起こるようになった。

 

先日は、冷蔵庫を開けた瞬間、来たっと思い、すぐに心電計で測った。心電計には、「拍動が一定ではありません」という表示がでたのだが、もう一度、測ると「波形に乱れはないようです」と表示された。心電図自体も何か大きな異常を示しているようには見えなかった。あまりに短い時間なので、とらえきれないのだろう。こんなことが頻繁に起こるようになった。

 

とりあえず、いくつか発作時の心電図の記録をとることができたので、私は再度、かかりつけの循環器内科の医師を訪ねた。

 

次回へ続く。

心境の変化【発作性上室性頻拍⑰】

 

 

 

 

 

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