善観禄忌4 例2-1 | 欽天四化紫微斗数 勉強中

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飛星紫微斗數生命解碼《周師手法》

 伝世絶学・真訣精髄 斗數為華夏千秋萬代子孫的所有,不應蔵私於己 

   梁若瑜著

 

第一章 「命格」與「運限」
 第一節 善觀祿忌

 

周師手法例2

(例1と同様に例2も男性の命盤です)

子女宮に武曲生年禄があると雖も、却って女児二人が生まれたがいまだに子無し。どうしてか?「家道不興(暮らし向きがよくならない)」の結果がそうさせるのである。

 

①田宅宮〈丙子〉に文曲生年忌があり、廉貞化忌〈挟札実忌〉が交友宮に入っている。これは庫が破れるという経済状況が佳くない象である。(私注:挟札実忌となっているが、札ではなく扎の可能性あり)

 

②遷移宮〈丁卯〉〈果報宮〉から巨門〈是非(いさかい)の星曜〉化忌が命宮〈癸酉〉に入り、転じて貪狼化忌〈挟忌〉が兄弟宮〈経済位〉に入っている。

 

③ ①②を合わせると、田宅宮に既に生年忌があり、更に遷移宮〈果報宮〉と共に破れて、兄友線が「扎実双忌」となっている。これは男性の財が「家道不興」の損となる象である。これは子女宮に生年禄が有ると雖も、女児二人が生まれても子が得られない、子縁が比較的薄い原因である。

 

④遷移宮から命宮〈情緒宮〉に化忌が入り、その後「家道不興」となる兄友線に串連するのは、外在的な経済圧力といさかいに直面すると見る。

 

 

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