東京ではもんじゃ焼きといいますが、栃木県佐野地区では「もんじ焼き」といいます。
もんじゃ焼きでは、土手を作らないと水分が流れ出てしまいますが、「もんじ焼き」は、小麦粉と水分の割合がもんじゃ焼きとお好み焼きの中間位なので、土手を作らなくても流れ出ることはなくて、スプーンにすくって鉄板の上で動かすと、ひらがなくらいなら書けます。なので、子供のころは「もんじ焼き」は「文字焼き」だと思っていたくらいです。
「もんじ焼き」の作り方(一人前、かつ丼用の丼八分目ほどの量が目安)
用意する物:ホットプレート(フライパンでも可)、スプーン(大)、もんじゃヘラ、丼(ボウルでも可)、中皿もしくは小皿
用意する食材等:小麦粉(お好み焼き粉でも可)、青のり(アオサでも可)、かつお節(削り節)、ソース、醤油、オリーブオイル
1.小麦粉(お好み焼き粉でも可)を、お好み焼きを作る時の半分程度入れ、水を入れてダマにならないように溶きます。
2.青のり、かつお節(削り節)、刻みネギ、刻みショウガ(昔は紅ショウガを使ってました)を適量入れます。
3.生卵1個を割って入れます。
4.ソース・醤油はお好みで。(例:ソースのみ。ソースに隠し味的に醤油をプラス。醤油のみ。等々) 入れたらかき混ぜます。
5.ホットプレートを温め、オリーブオイルを少量たらして延ばします。
6.容器の半量ほどをたらします。水分がある程度飛んで焼けたら出来上がりです。熱いようなら皿に取って冷ましてから食べます。
(おまけ)
我が家では「せんべい(おこげ)」を作って、「せんべい」と「具(もんじゃ風の見た目)」の両方を食べてます。
「せんべい」の作り方
6の途中までは同じです。
7.水分が多少飛んだら、へらで上部の具の部分を動かしながら、下部のプレートに張り付いたおこげを、焦げないように温度を調整して、具をうまく動かして厚くしていきます。ある程度の厚さになったらへらで「せんべい」をはがして皿に載せます。出来上がりは、「せんべい」の底面がきつね色になっているのが一番おいしいと思います。お試しあれ。