占い以外の学問において、統計学や計量経済学などで要因分析を行おうとした場合、要因の数が多すぎる場合には正しい結論に達することが難しいことが明らかであり、事前にある程度要因を絞り込んでから分析を行い、統計的有意差検定を行って実際に要因として採用していいかどうかを検定して、要因であるとなったら、重要度を数値化していくことになる。
占いにおいても同様であって、四柱推命でいうなら神殺や十二運が命運分析の一要素として以前は使われていたが、現在では使われていない。
紫微斗数でいうなら、三合派で使用しているような百以上の星から、飛星紫微斗数・欽天四化紫微斗数で使われる十八星(十四主星+左右昌曲)にまで絞り込まれている。
つまり、以前は占いが外れた時のエクスキューズとして使われていたものが現在では取り除かれて、実力が占いの当たりはずれに如実に表れるようになってきているのだと思う。また、コールドリーディングの一手段にも使う事ができたと思われるので、その要素がなくなることはよいことだと思う。
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