生ゼリーフルーツに感動! | Gezan(下山)のブログ

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高校の同級生に誘われて山歩きをしています。
山頂をめざして登っている時には見えなかったものが、
下山する時に、気づかなかった草花や景色があります。
これからの人生で、
今まで気づかなかったことなどを書こうと思います。

念願の杉山フルーツへ

杉山フルーツさんのことを知ったのは、
坂本光司著「日本でいちばん大切にしたい会社」でした。
そして、杉山清著「生ゼリーにきょうも行列ができる理由」を
読ませていただきました。...

その後、湯河原での交流会で松本大地さんと出会い、
是非 杉山フルーツの生ゼリーを食べたいとお願いして
12月29日に行くことができました。

松本大地さんありがとうございます。

そして、杉山 清さんお忙しい中時間を割いていただき、
ブレない杉山さんのお話を聞かせていただきありがとうございます。



帰りまして、夕食後のに食べた”生ゼリー”は本当に美味しく、
行列ができる理由を実感させていただき感動しています。

孫がまたお願い
娘が孫に親子でも分けてあげないなどと言っていました。

娘は、早速写真を撮り、いただいたパンフレットの説明を
Facebookに掲載していました。

翌日 孫に後二つ生ゼリーがあるけど
私が「誰と食べるかな」
孫が「バーバと一緒に食べる」
私「ママと親子で食べたら」
孫「ジイジこそ親子で食べたら」などと
バーバーと一緒だとバーバーが譲ってくれると思ったのです。

結局 孫はママと一緒に食べたのです。
ジージとバーバーのは明日孫にあげようと思ってます。


杉山フルーツの生ゼリーは感動ものです。
ミックスをいただいてきたのですが、
イチゴ、パイナップル、キウイ、ミカン、メロンなど
一つひとつがとても美味しいのです。
なんとも言えない感動です。
生ゼリーもなんとも云えない美味しさです。

息子の処にも届けたのですが
息子の嫁さんが
「食べるのが持ったないですね」
フルーツの一つひとつが宝石の様に輝いているのです。



観て感動!
食べて感動!

杉山フルーツの杉山様ご馳走様です。
感謝、感謝です。


生ゼリーにきょうも行列ができる理由
 著者:杉山フルーツ 杉山 清

 はじめに
 
 私たちの店・杉山フルーツは、富士山の美しい姿を望む、静岡県富士市の吉原商店街にあります。
 
 吉原は旧東海道の宿場町として江戸時代から栄えた歴史ある町で
す。“製紙の町”として知られる富士市の中心地でもあり、1980年代の吉原商店街は、旧東海道沿いの長さ1.2キロメーターの両側に120の店舗が軒を連ねていたほどのにぎわいでした。

 けれどその店も、現在では半分の60店舗。郊外に大型のショッピングセンターができ始めた1990年代からは、人の流れが商店街から郊外へと大きく変わったのです。

 時代の変化とともに商店街は少し元気がなくなったかもしれません。
 でも、そんな吉原商店街のなかで、「行列のできる店」として近年メディアに取り上げられるようになったのが、私ども杉山フルーツです。

 2~3年前までは、毎日朝からお客さまが店の前に並び、休日ともなれば午前9時の開店前に50人以上のお客さまが列を作っていました。
 市内やその近郊だけでなく、関西や、関東をはじめ、さらには北海道、沖縄などの遠方からも足を運んでくださっていたのです。

 あまりに毎日、早朝から行列ができたこともあり、午前7時に整理券を配らせていただいたり、現在では電話による予約販売の方法も取り入れたりしたため、行列はかなり緩和されました。

 それでも、今もたくさんお客さまが杉山フルーツにご来店くださいます。
 大変にありがたいことです。

 そんなお客さまがお持ちになっても買いたいと所望されるのが、今うちの看板商品となったフルーツゼリー、「フルーツアーティス杉山清の生ゼリー」です。

 とろけるような柔らかい食感のゼリーのなかに入っているのは、新鮮な季節の完熟フルーツです。

 フルーツが透明なゼリーのなかに浮かぶ姿は「まるで宝石みたい」と、おほめの言葉をいただきます。

 杉山フルーツが生ゼリーの販売を始めたのは2005年からです

 今まで7年を迎えましたが、これほどまでに多くのお客さまにかわいがっていただけるとは思ってもいませんでした。

 杉山フルーツは、私の家族が中心となって営んでいる、ごくふつうの果物店です。
 なぜ、地方のいち果物店である杉山フルーツが、これほどお客さまに支援されるのか―――。

 それが話題となり、テレビや雑誌にもたびたび紹介され、杉山フルーツは「商店街の奇跡」と伝えられたり、「奇跡の果物店」とも呼んでいただけるようになりました。

 今では、全国の百貨店やスーパーの“うまいもの展”からのお誘いもあり、期間限定ですが、出張販売もさせていただいています。
 そこでも、お持ちできる生ゼリーの数の関係で、余儀なくお客さまに並んでいただくことが続いています。

 かつて、店の存亡にかかわるような商売のピンチを経験した私にとって、このような現実はまさに奇跡です。

 けれども、「奇跡」はある日突然にやってきたのではありません
 私たち店の全員が、時代の変化のなかで、もがき苦しみながらも、お客さまと向き合って懸命に努力し、挑戦し続けた結果のひとつの成果であるのです。

 この十数年、地方の小さい果物店が取り組んできたささやかな商売改革の根本は、どうすればお客さまに納得していただけるか―――という一点でした。

 答えは明解でした。
 自分たちの得意の分野で、どこにもないオリジナリティを追求すれば、お客さまの支持は必ず得られるというのが、今の私の実感です。

 私どもの店ではさほど売り上げも重視しません。
 たくさんの量を売ろうという気もありませんので、ススケールメリットを追求しません。
 むしろ、拡大しないことを強みとする商いをしてきました。

 そのうえで、ひとつひとつの商品を丁寧に手作りし、お客さまにお渡しするところまでを自分の目で見届けるという、独自のスタンスを貫いています。

 ある意味、ビジネスの常識とは正反対のことばかりですが、私は世の中の真逆をいくことこそ、商売のチャンスがあると信じています。

 ものが売れない時代――ともいわれる現代の日本ですが、実は景気不景気も関係なければ、立地が悪いとか、駐車場がないとかもいっさい関係がありません。
 家族経営であることかもまったく関係なおのです。

 ものが売れない原因はすべて“内側”にあります。
 お客さまに納得していただけない何かが、そこにはあるのです。

 私も、私の店もまだまだ発展途上ではありますが、かつて、商売に迷ったひとりとして、私たちのつたない経験が新しい挑戦を始めるきっかけになればと願ってやみません。