・児童発達支援とは
児童発達支援は療育を受けられる施設の一つです。
発達に遅れのある子を支援して行きます。
対象は未就学児の障害のある子どもです。
運営主体は自治体を始め、委託を受けた社会法人や民間が運営しています。
利用にあたっては保護者が自治体や事業所に相談にくることから始まります。
きっかけは集団になじめないと感じたことや言葉が遅れていることが気になるなどです。
乳幼児健診の時には異常なしと言われた子も少なくありません。
自治体に申請して、審査が通れば受給者証が発行されます。
熊本の児童発達支援の事業所は60カ所近くあります。
2012年の児童福祉法改正から設置されました。
保育士を始め幼稚園教諭や社会福祉士など資格専門資格を保有しています。
児童発達支援は児童発達支援管理責任者が支援計画の原案を作成します。
ほかのスタッフも協力して作成することがあります。

・認可保育園と異なる点は
同じ部分は、遊びの時間が多く設けられているところです。
遊びを通じて子供同士のやり取りを重ねて社会性を身に付けていきます。
発達障害の子供は自分で気持ちを伝えることが難しいです。
間に入ってコミュニケーションをサポートすることもあります。
安全に遊べる環境を整えることも一つです。
発達障害の特徴には周りが気になり集中できない子もます。
パーテーションで仕切るなどで環境に対する整備も行います。
熊本の児童発達支援は、少人数で関わりたい人は適しています。
定員は10名程度です。
子供1から2人につき1名の保育士がつきます。
保育4名以上配置すると、加算が出ることがあるので会社にとってもメリットがあります。
できるだけ保育士を確保したいのです。
発達障害の特性を理解することにも努めなければなりません。
保育士だけの知識では難しい面もあります。
熊本の発達支援も常に勉強が必要なので、研修時間も確保されています。
知識を積み重ねていくと自信ややりがいにもつながってきます。
研修もあり大変ですが、自己のスキルアップを積んでいってください。