大阪駅から路線バスを乗り継ぎ、2023年9月にJR千里丘駅(大阪府摂津市)に達しました。
今回はその続き。JR千里丘駅前から地下鉄大日駅前(大阪府守口市)までのバス乗継旅、第一話です。
・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]
・前回のお話(JR吹田駅⇒千里丘七丁目)はこちら ⇒ [リンク]
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阪神尼崎駅前を出発し、大阪市に接する衛星都市を時計回りに巡っています。
今日のスタート地点はJR京都線(東海道本線)の千里丘駅。
バスに乗る前にちょっとお買い物。駅向かいの商業施設に入ります、
こちらは商業施設内のベンチです。一人分ずつ区切られているのは珍しいですね。しかも、区切られたスペースに一枚ずつ張り紙がしてあります。
何かトラブルがあったんですね。
迷惑行為を目撃することなく買い物を終え、バス停へ。
駅東口には近鉄バスと阪急バスの便が発着しています。昔は守口、門真、八尾方面へのバスもあったそうですが、大阪モノレールが運行されるようになってからは淀川以南へ向かう便はありません。
そういえば、柱本団地は2012年のバス乗り継ぎ旅(大阪→京都)で通りました。
これから乗るのは阪急バスの33系統です。乗客は9人。
2023年11月5日(日)
JR千里丘駅 12:30
↓ 阪急バス
↓ [33]柱本団地行
↓ 230円
新幹線公園前 12:14
バスは駅前広場を出て南東の方向へ。三島幼稚園バス停では阪急電車へ乗換案内がアナウンスされます。いま乗っているバスは阪急摂津市駅に乗り入れないので、三島幼稚園が駅の最寄となるようです。
阪急京都線の踏切を渡ると、そこは香露園という地名。「こうろえん」と聞くと阪神間の香櫨園を思い出します。
さらに南下すると近畿自動車道と大阪モノレールの高架が見えてきました。味舌下(ましたしも)というバス停で大阪モノレール摂津駅への乗換案内がアナウンスされます。摂津市にあることから摂津という駅名になったのでしょうけど、旧国名をそのまま駅名にしたケースは珍しいかも。近畿地方ではJR阪和線に紀伊駅がありますが、ほかに何があるかご存じの方、コメントください。
摂津駅の南端でモノレールの高架をくぐり、そこからは大阪中央環状線を走ります。
安威川を渡ってすぐの新幹線公園前で下車。
バスを降りると、目の前には新幹線の車両がずらりと並んでいます。ここはJR東海の鳥飼車両基地。ここから新幹線公園まで歩きます。
鳥飼車両基地の北隣はJR貨物の大阪貨物ターミナル駅です。
歩道の真上をモノレールが通過していきました。乗り物好きなお子さんは公園へのアプローチでも退屈しませんね。
中央環状線の歩道を北上して安威川の橋の手前で右に曲がると新幹線公園です。バス停からは600メートルくらいでしょうか。
新幹線公園に着きました。隣は貨物駅なのですが、さきほどからずっと発車メロディーが流れています。東京駅で聞いたことのあるメロディーですね。
▲これです。このメロディー。
でもなぜ貨物駅でメロディーを流しているのでしょうか。貨物の積み下ろし作業で注意喚起することがあるのか、それとも列車の侵入や発車を知らせるものなのか…
公園には小さい子供さんを連れた家族連れが数組。新幹線0系とEF15型電気機関車が展示されています。
おや、今日は展示車両の内部公開じゃないですか!でも今の時間はお昼休みで入れませんね。
こちらが新幹線0系です。
そして、こちらがEF15型電気機関車です。
この機関車は子供のころに阪和線の和泉砂川駅で何度も見ました。
阪和線の貨物輸送は私が大学生のころに終了したと記憶しています。
展示車両の見物を10分ほどで切り上げ、バス停に戻ります。
(訪問日2023/11/5)