紋別から稚内へのバス乗り継ぎ旅は無事に稚内駅にゴールしました。
このあとの時間は稚内を観光することにします。
お昼は稚内のソウルフード「チャーメン」をいただきました。
おなか一杯になって駅の改札前のベンチに腰掛け
「どこに行こうかな」
と考えていましたら特急宗谷が到着。大勢の人が降りてきて駅構内は賑やかに。
いろいろ考え、駅前のカーシェアを借りることに。カーシェアは気軽にすぐ利用できていいですね。
ところで、ここって日本最北のカーシェアステーションじゃないですか？
では出発。稚内の案内標識にはロシア語も表記されています。
まず向かったのは夕陽が丘パーキングです。
ここでは日本海を眺めることができます。昨日は日の出の名所を通ってきましたが、ここは夕日の名所。
13時20分ごろなので夕日は見えません。でも海が太陽に照らされてキラキラと輝いていて奇麗です。利尻富士も見えますね。
続いてやってきたのは抜海（ばっかい）駅。夕陽が丘パーキングからここまでは道道106号稚内天塩線を通るのですが、北海道らしい絶景ロードでした。
抜海駅はJR宗谷本線の駅で、最北の秘境駅とも言われています。
北海道では利用者の少ない駅がどんどん廃止されていまして、この抜海駅も例外ではありません。維持管理を担う稚内市が2025年3月に廃止する方針を出しています。
駅に掲示されている運賃表には廃駅を間引いたあとのシールが貼られています。シールに描かれた駅の間隔が間延びしているの分かりますか？
抜海駅を見学したあとはノシャップ岬へ。来た道を戻り、夕陽が丘パーキングの手前を左折し、道道254号抜海港線を北上します。
道のすぐそばに大きなものが見えて「何かな？」と思いつつ通り過ぎたら鹿でした。もしぶつかったら大事故です！こんな間近で鹿とすれ違ったのは1か月前に献血しに奈良に行ったとき以来です（あれ？意外と最近、笑）。
ノシャップ岬の恵山泊（えさんどまり）漁港公園に到着。
イルカ像の向こうには利尻富士。
岬の灯台は歩いて上れるそうですが、上らなくても景色が良いのでパスします（笑）。
駅前に戻りカーシェアを返却。利用時間は1時間半でした。
まだ時間があるので防波堤ドームの見える場所まで散歩します。学生時代（35年前）に稚内に来たことがあって、そのときも駅から歩いてこれを見に来たと思います。そう、あのときはユースホステルに泊まったんです。台風が接近していて天気が悪く、利尻・礼文への船が欠航していました。
このあとはスーパーマーケットを見学。お酒のアテになるような干物を購入。
そして中央商店街の喫茶店で休憩です。アメリカンコーヒーが薄い（当たり前か）。
この喫茶店、歩道上の装飾テントに書かれたロシア語は
となっています。散髪したいロシアの人が入るんじゃないですかね。
（2023/10/15）
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