今回は第116回、禁止の表現をご紹介します。
前回の記事はこちら→ [リンク]
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■文法1
動詞の語幹に
「지 말다」
をつなげると
「何々することをやめる」
という意味の文になります。
実際の使い方ですが、ヘヨ体にして
【語幹】지 말아요.
何々しないでください。
さらに敬語表現にして
【語幹】지 마세요.
何々なさらないでください。
という場合の方が多いかもしれません。
丁寧な命令形
십시오
を使って
【語幹】지 마십시오.
何々なさらないでください。
という形にした文もよく見ます。
これは綿棒の品質表示と消費者向け注意事項です。
무리하게 귀속에 삽입하지 마세요.
無理に耳の中に挿入しないでください。
(무리하게=無理に、귀=耳、속=中、삽입=挿入)
こちらは駅のエスカレータに表示されている注意事項です。
×표시 때는 반대방향이니 절대로 타지 마십시오.
×表示のときは反対方向ですから絶対に乗らないでください。
(표시=表示、반대방향=反対方向、절대로=絶対に)
【語幹】지 말고 ~
何々せずに~
という文が作れます。
만화책만 보지 말고 공부도 좀 해야지.
という文が作れます。
敬語表現にすると
【語幹】지 마시고~
何々なさらずに
となります。
■例文2(文法2を応用した例文を2つご紹介)
マンガばかり見ないで勉強も少しはしなきゃ。
(만화책=漫画本)
무리하지 마시고 쉬세요.
無理なさらずに休んでください。
(무리=無理)
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次回は準備の表現(何々しておく)をご紹介します。