大阪から路線バスを乗り継ぎ、昨年10月に篠山口駅 に達しました。
今回はその続き。篠山口 から福知山 までのバス乗継旅、第二話です。
・大阪をスタートしたときの記事はこちら ⇒ [リンク]
・前回のお話(篠山口駅~篠山営業所)はこちら ⇒ [リンク]
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2015年1月11日(日)
篠山営業所 11:47
↓ 神姫グリーンバス
↓ 福住行 510円
福住 12:16
篠山と園部の間にはかつて国鉄バス園篠線が走っていました。
いまは福住を境に路線が分かれていまして、西側は神姫グリーンバス、東側は京阪京都交通が路線を営業しています。
篠山から福住までは1日6便。そのうち3便が園部行きに接続しています。
時刻表に"園部行接続"と表示しているということは、今でもバスで園部まで行く人がいるということでしょうか。
3名の乗客(我々2人を含む)を乗せて出発。
バスは県道77号篠山山南線
を通り、八上下
から国道372号線を走ります。
八上上町
からは旧道を走り、城東公民館
で北へ向きを変え、篠山東中学校
に寄ります。
篠山東中学校で中学生5名が乗ってきました。
このバスはスクールバスを兼ねているようです。
12時ちょうど、前方に停まっている2台のバス(立金 行きと後川奥 行き)と同時に発車します。
南下して日置 に戻ったあともバスは旧道を走ります。
途中に"波々伯部前 "(ほうかべまえ)という難読バス停を見つけました。バス停の近くには、丹波の祇園さんと呼ばれている波々伯部神社(ほうかべじんじゃ)があります。
辻 の先で旧道は国道と合流し、小さな峠を越えると福住です。
このバスは福住行きですが、スクールバスとしてさらに先の奥原山 まで行きます。
運賃表示機の上に
「福住上~原山口間は京阪京都交通のエリアの為、一般のお客様の乗降は出来ません」
という注意書きを見つけました。
分かりにくい表現ですが、
「このバスは福住より先、スクールバスとして運行しています。福住より先、原山口までは京阪京都交通を利用してください」
ということが言いたいのだと思います。
バスは方向幕を
「スクールバス」
に変えてさらに東へ向け走っていきました。
福住で京阪京都交通の園部行きに乗り換えます。
わずかな乗り換え時間を利用して、バス停周辺を歩いてみます。
福住は京街道(山陰街道)の宿場町として栄えたところでして、歴史的な街並みが国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
同じ地区内に商家と農家の伝統的建造物が残されているのは全国的にも珍しいのだそうですよ。
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